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地図のお話

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びらっち

びらっち

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2006年01月25日
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カテゴリ:山の雑談
うん、面白かった。いいんじゃないんですかねー。
クライミング・シーンも、今回は、へっ?というところはなかったし。
岩稜のところなどは、山野井さんもこんなところを
ソロでガシガシ行くんだろうなあと、想像しました。

テンポもよかったですね。北沢が落ちていくシーンで終りかな
と思っていたら、カラビナ問題まで、ポン、ポンといったものね。
役者としては武田真二がグッド。
「砂の器」でも似たような役どころを好演していたけど、
世の中の表層に乗る軽い男をやらせると、はまりますねー、彼は。

足を折るシーンは、ちょっと、
「運命わ分けたザイル」のパクリっぽかったかな。
あと、登山具メーカーの社長さん、リッチすぎ。
でもまあ、そういう枝葉末節は置いといて、
うん、いい感じのサスペンスになってきました。
神奈川のOさん、なかなか鋭かったですね。

ポイントは、落ちる直前に北沢が腹のあたりで
何かもぞもぞやってたところですね。
あのとき、スリングからカラビナを外して自殺したか、
あるいは動きがスムーズじゃなかったので、
調整しようとして安全環を外し、そのときミスをしたか。
プロだからミスはあり得ない、 
という主張は成り立たないですね。 
何せ、ザックを落してるんですから。
それか、奥寺の言う通り、カラビナが破損したか。

北沢の遺体が発見されて、 
ハーネスに無傷のカラビナがついていれば、自殺かミス。
自殺かミスの場合、自ら放り投げでもしない限り、
カラビナはハーネスについていると思うから。
カラビナがなければ、破損。どこかへ吹き飛んだということ。

今後は原作とはかけ離れた法廷ものになっていきそうですね。
原作と、実際のザイル事件で意味を持った落下実験も、
この設定では重要じゃないですよね。
もともと、さんざん実験をした上で作られるのがカラビナですから。
ましてや、自己脱出の途中なんだから、衝撃もかかってないし。
あっ、でもその前に一度落ちてるから、
そのとき、ピキッっていったってことか。
でも、それにしたって、ねえ。
昭和30年ならいざ知らず、現在の登山で
道具の破損を焦点にするのはちょっと苦しいかなあ。

結論は、自殺に持っていくんですかね、やっぱり。
でも、それって、いちばんあり得ないですよね。
死に近づくことで生を実感しようとする人間は、
自死からいちばん遠いところにいる。
そうしないと、挑戦そのものが意味を失ってしまうから。
それは、パートナーの足手まといになりそうなときでも、
変わらないんじゃないかなあ。





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最終更新日  2006年01月26日 01時58分10秒
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