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2006年01月16日
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カテゴリ:映画の話
年明け早々から自宅で映画を見ていました。冬休み中は寒くて出かける元気もないし、ずっと机にかじりついて英語学習やっていても仕方がないので、そんな時は映画か読書です。月の終わりにレビューを書こうと思ったのだけど、けっこう見たので1月の中間報告です。

グリーンマイル(1999・アメリカ)
スティーブン・キングの原作小説が大好きなので、この映画を見ることに少し抵抗があったのです。好きな作品の映画化は、たいていがっかりすることのほうが多いから。でも、はっきりいってすごくいい映画でした。よくぞあの長い小説を3時間にまとめたなぁと感心!あまり好きではないトム・ハンクスも嫌じゃなかったし。ジョンの生きていることの苦しさ、見ていてとても悲しくなりました。
★★★★☆

チキ・チキ・バン・バン(1968・イギリス)
実は、5年前にアイルランドの友人宅でテレビで見たことがありました。でも、映画の英語って何言ってんだかわかんないことも多い上に、私の苦手なイギリス英語。改めて見ると、すごく楽しいミュージカル映画でした。海を渡ったり空を飛ぶ不思議な車、チキ・チキ・バン・バン、私も欲しい!
★★★★☆

フェイス/オフ(1997・アメリカ)
ちょっと私のあまり好きそうではないアクションものでした。しかし、ジョン・トラボルタとニコラス・ケイジの演技がすごいんです。それぞれが見事に二つの人格を演じ切っています。船のアクションだとかガンファイトはちょっと多すぎたかなという感じもしましたが、見ごたえのある作品でした。
★★★★☆

いちばん美しい年令(とし)(1994・フランス)
え~っと、なんて説明すればいいのかしら。実は、見ていてよくわからなかったんですね。パリの優秀な学校に通う少女は、先輩の自殺を偶然目撃してしまいます。その真意を探ろうと、彼女の恋人のアクセルに近づきますが、彼の危険な魅力に惹かれたり、先輩の弟と恋仲になったり…。不思議な映画でした。
★★☆☆☆

いちごブロンド(1941・アメリカ)
リタ・ヘイワース扮するブロンドの美女を手に入れるがごとく奮闘する歯科学生ですが、彼女を裕福な親友に奪われてしまいます。彼はブロンド美女の親友の地味な女性と結婚します。平凡だけど幸せな家庭、彼は女性の外見よりも、本当の幸せというものを彼女と過ごすことで次第にわかっていきます。見ていてなんだか幸せな気分になるコメディ映画でした。
★★★★★

なまいきシャルロット(1985・フランス)
シャルロット・ゲンズブールがかわいくて、見ていて全然飽きませんでした。13歳のシャルロットはいつも何かにイライラいています。それは学校であり、教師であり、友だちであり、家族でもあって。その不満を家のまかないをする女性や小さな友だち、ルルに当たってしまいます。そんな時、シャルロットは同じ年の天才ピアニスト、クララと出会い、次第に夢見がちになり始めて…。思春期特有の少女の不満は、フランスも日本も変わらないんだなぁと思いました。
★★★★☆

現金(ゲンナマ)には手を出すな(1954・フランス)
ジャック・ベッケル監督。ベッケル作品はこれで5本目です。初めて見た「穴」のスリリングな展開を期待していたのですが、静かな作品でした。男くさかったですね。友人と思わぬことから大金を手に入れた男と、彼と敵対するギャングの駆け引きがおもしろいところかな。白黒でもはっきりわかるジャン・ギャバンの瞳と若き日のジャンヌ・モローの美しさにうっとりでした。
★★★☆☆

3-4X10月(1990・日本)
北野武監督。1作目の「その男凶暴につき」は、暴力シーンが多くてダメだったけど、こちらはいったいコメディ?それともヤクザ映画?って感じで、残酷だけど、ブラックだけど、なぜか笑えてしまうんです。私の中では、ちょっと掘り出し物だったかもしれません。映像は昔も今も変わらず美しいです。
★★★★☆

1月後半も、時間の許す限りいろいろ見たいと思います!

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最終更新日  2006年01月16日 19時52分36秒
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