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テーマ:最近観た映画。(39842)
カテゴリ:映画の話
今月は「チャングムの誓い」にはまったものの、続きのDVD、ビデオが叔母から届かないので続きが見れません。途中話から最終話まではDVDが手元にあるのですが、間を飛ばして見るなんてちょっと嫌。なので、待っている間にほかの映画を楽しみました。最近は夜に編物をしているので、編みながら見ています。
あの夏、いちばん静かな海。(1991・日本) 北野武監督による素敵なラブストーリーです。主人公はゴミ収集業の聴覚障害者の青年。彼はある日ゴミ捨て場から壊れたサーフボードを拾い、サーフィンを始めます。せりふも少なく、画面から聞こえるのは波の音と久石譲の音楽。美しいものには言葉はいらないんだなぁと感じました。ラストの展開がちょっと急すぎて、悲しいと思う間もなく終わりました。 ★★★★☆ ビッグ・リボウスキ(1998・アメリカ) 大好きなコーエン兄弟の映画なのですが、これはあまり好きではありませんでした。同じ名前の大富豪と間違えられ、カーペットを汚されたリボウスキ、間抜けな誘拐犯、大富豪のリボウスキのすったもんだに巻き込まれていきます。これは果たしてコメディなのか、ブラックジョークなのか…。 ★★☆☆☆ ノーマ・ジーンとマリリン(1996・アメリカ) マリリン・モンローのバイオグラフィー映画です。有名になることに貪欲だったノーマ・ジーンは名前を売るためだったら女を武器に何でもしてきました。一度栄光をつかんだものの、心の中はいつも寂しく愛を求めていたマリリン。お酒と薬かつての自分の幻影に苦しめられ、自滅していきます。映画の中のかわいらしい彼女とは違う悲しい一面でした。マリリン・モンローの映画は「恋をしましょう」が大好きです。 ★★★☆☆ タンデム(1987・フランス) パトリス・ルコント監督の初期の映画です。人気が落ち目のラジオの司会者と彼と地方を回るスタッフのロードムービー。ラジオ番組が打ち切られることを必死に隠し、司会者のために架空の番組を作ろうとする男性、そんな彼の狂言を見抜きつつも芝居に乗る司会者の、なんだかおかしいけれど哀しい映画でした。最後に2人が向かった先はどこなのでしょう。 ★★★★☆ 夫たち、妻たち(1992・アメリカ) ウッディ・アレンがミア・ファローと離婚する前の映画です。2組の夫婦の浮気、別れ、復縁について描かれています。経済的、社会的立場に恵まれていてもお互いの心の空洞は埋められない、これが大人の世界なのね。映画の中ではアレンは若い娘にプラトニックな恋をし、夫婦は離婚しますが、この直後実際にアレンとファローは離婚したのですね。 ★★★☆☆ 獣人(1938・フランス) 酒乱の祖父と父の呪われた血を受け継いできたジャックは、機関士としてまじめに働いています、ある日、車掌が彼の妻の愛人を殺害する光景を目にしましたが、彼の妻に恋をしてしまいます。彼の妻と愛人関係になり、2人で車掌を殺害しようと企てますが、ジャックは破滅の道へと進んでしまいます。けっこう好きな感じのサスペンスでした。 ★★★★☆ 尼僧の恋(1993・イタリア) コレラの蔓延するヨーロッパ。尼僧のマリアは戒厳令の間だけ自宅のある田舎に避難します。そこで出会った青年に恋をしますが、尼僧になる身のマリアは彼の愛を受け入れられず、修道院へ戻ります。しかし、彼はマリアの腹違いの妹と結婚し、修道院でのマリアは苦しみ続けて…。禁じられた恋ゆえに、マリアが不憫でたまらなくなります。でも、映画に出てくるイタリアの田舎の景色の美しさといったら! ★★★☆☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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