ハナちゃんといっしょ

バレンタインデーです。でも特に何をするわけでもないし、普通の日です。数年前、空手の稽古がバレンタインデーだった日にチョコチップクッキーなんて焼いて持って行ったりしましたが、本日火曜日は忙しい日なのでそれどころではありません。

でも、一応彼氏にはプレゼントなんて用意しました。


手編みのマフラー、市販のチョコレートに手作りのカードです。マフラーは空いた時間に編んで、3日ほどで完成しました。カードのハートは折り紙を折って作りました。10日前に航空便で郵送したのですが、まだ受け取ってない様子です。カナダの郵便事情、実はあまり好きではありません。以前も本を送ったときに、彼は留守だったので宅配票だけが残されており、後日受け取りに行ったら局が紛失していたのだそうで…。結局見つかりはしたのですが、今回も心配です。

バレンタインデーにちなんで、ちょっと聞いた話を書きたいと思います。昨日はアユミちゃんとイギリス人夫のリーくんと出かけましたが、あちらではバレンタインデーにカップルがレストランに食事に出かけたりするそうです。欧米では、男女がお互いにプレゼントを交換し合う日だというのはもちろん知っていました。

話を聞いていていいなと思ったのは、イギリスでは年を取れば取るほど、男性は女性を大事にするそうなのです。日本では若いカップルや結婚前だけ高価なプレゼントを贈って、結婚してしまえば夫婦がプレゼントを贈りあう習慣ってなくなりますよね。イギリスでは若いお金のない頃には高価なプレゼントなんて交換しないけど、年を重ねるにつれて、妻への贈り物がグレードアップするのだそうです。

アユミちゃんいわく、
「向こうの人ってアンティークが好きなのよ」
それって、奥さんがアンティークになってしまうってこと？でも、確かに年をとっても手をつないで歩いたり、仲良くしている欧米人のカップルなんか見ていていいなって思います。

全てがそうではないのだろうけど、日本なんていったん結婚して年月が経てば、外でお互いの悪口を言ったり(本音ではないにしても)、田舎のように他人の前で自分の妻や夫をダメ人間のように言ったりしますよね。もちろん、そうじゃないカップルはたくさんいると思いますが、自分が見た限りではそんな夫婦が多いような気がします。特に、田舎に住んでいるからそう感じるのかもしれないけど。だから、熟年離婚が増えているのだろうし。

結婚して家族になってもお互いを思いやる気持ち、忘れなければ一生仲良くいられるのかな。まだ結婚経験のない私にはわからないけど、そういう初心は忘れたくないものです。