ハナちゃんといっしょ

昨日と今日、たったの１泊２日ですが広島へ行ってきました。別に何をしたというわけでもありません。フラワーフェスティバル見物をしたわけでもないです。広島は学生時代の４年間を過ごした第２の故郷でもあるし、ちょっとお里帰り感覚で年に１～２回は行っています。今回もそんな感じで行ってきました。

青春18きっぷ、ローカル線専門の私ですが、滞在時間が短いこともあって特急＆新幹線を利用しました。３日は５連休初日だけあってすごい人。でも、私の行く先の電車は全て空いていて、楽に座れました。

その日は友人と会う約束をしていました。昼過ぎに東広島に到着し、友人が車で迎えてきてくれていました。それからまあいつものようにいろんな話をし、映画を見に行って、夕食を食べ、宿泊先まで送ってくれました。10ヵ月ぶりにこの友人に会いました。彼は留学生でかれこれ３年以上日本に住んでいるのですが、日本にいながら英語がうまくなっている…(フランス人です)。きーっ、悔しい～。私のほうが上手だったのに。おまけにバイト先から電話がかかったときも、普通に日本語で話しているし、え？あんた日本語話せたっけ？って軽く驚きました。おまけに
「きみは英語下手になったね」
とか、
「太ったんじゃないの？」
とかいつものようにからかわれて、キ～ッ、悔しい～。もう、本当、英語頑張ろう！リスニングは完全に負けているけど、発音と文法は私のほうが上だ～。なんてね…。

今朝は早起きし、のんびり散歩。それから路面電車に乗って比治山へ行ってきました。この比治山経由の宇品線に乗るのは２回目なんです。



ここから思い出話です。それは大学１年生の頃、私は大学近くの安佐南区沼田に住んでいました。今はアストラムラインなんざ通って、住宅もいっぱいできて、市立大学なんてできているけど、当時はな～んにもない田舎でした。九州の田舎から出てきて田舎に住んでいた私は、ある日頑張って広島市中心部に出かけました。バスで広島駅へ行き、そこから路面電車で本通りへ行くつもりでした。電車は全て本通りや紙屋町を通るよねって何の疑いもなしに『比治山経由宇品行き』に乗りました。行けども行けども本通りにたどり着かず、途中で自分の失敗に気付きました。この電車は中心部に行かないヤツだって。

な～んてことを思い出してしまいました。

そして比治山にある広島現代美術館へ行きました。５月28日までの特別展示で『岡本太郎展』をやっていたので、それを見て見たかったのです。広島へ行った理由の一つはこの展示会でした。見た映画や美術館のお話は、また詳しく書きたいと思います。

電停近くから見た大田川。


もっと広島でのんびりしたかったけど、夕方は新幹線も特急も込んだら嫌なので、お昼過ぎには広島を出ました。夕方帰り着き、ちょうど北九州から従姉も訪ねてきたので、コーヒーを飲みながらのんびりおしゃべりをしました。友人と会い、岡本太郎の世界も楽しんだよい２日間でした。

美術館へ行く途中のお寺で見つけました。
ここには頼山陽のお墓があるらしいです。