626272 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

ハナちゃんといっしょ

ハナちゃんといっしょ

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

chiki_cat

chiki_cat

カレンダー

日記/記事の投稿

カテゴリ

バックナンバー

2024年09月
2024年08月
2024年07月
2024年06月
2024年05月

フリーページ

お気に入りブログ

日本語教師日記 スンデクッパさん
大分&熊本 観光計画… あきちゃん1010さん
旅、海外生活、そし… ろっくん2さん
火の鳥 Ronaldo1969さん
Sato's U.S.A Life☆… E&SATOさん
ハーブコア ♣ 高木… 松下一郎さん
テン・テン・テレツ… おもしろや画笑さん
 BLOG* color_chartさん
モンキー茶~坊のバ… 茶~坊55さん
毎日がSpecial♪ cosmos_26さん
2006年05月05日
XML
カテゴリ:国内の旅
広島小旅行2日目は、広島市現代美術館を訪れました。路面電車を比治山下で下車し、緩やかな坂道を登っていくと現代アートのオブジェが見えてきます。そのすぐ上に美術館があります。

2006_05040005.JPG

この美術館のことは後日書くとして、ここでは4月15日から5月28日まで「岡本太郎・誇らかなメッセージ『明日の神話』完成への道展」という特別展が催されています。ある方のブログでこの特別展のことを知り、見てみたいという衝動に駆られて広島まで行ってきました。

岡本太郎さんというと、私が子どもの頃はまだご健在で、よくテレビ番組に出ていました。どこか一点を凝視されていて、時々奥の深いような、意味不明のような言葉を発するおもしろいおじさんだと思っていました。年を重ねるごとに、この人はすごい芸術家なんだなってくらいの印象しかありませんでした。知っている作品と言えば、大阪にある『太陽の塔』くらいでした。この『太陽の塔』は実際に2回ほど見に行きましたが、1970年の万国の中では唯一現存されている作品だといいます。あの巨大な像を下から見上げました。

『明日の神話』は岡本太郎氏がメキシコで製作していた大壁画(高さ5.5×横30メートル)です。近年まで行方不明になっていましたが発見され、メキシコから日本に輸送されました。今年、一般公開するために修復作業が進められています。その作品のテーマは「原爆」。岡本氏は「ヒロシマ・ナガサキ」に強い関心を持ち、いくつか作品を制作してきたそうです。今回もその中の何点かを見ることができました。

この展覧会のメインは『明日の神話』の原寸大の写真パネルの展示とその製作過程の紹介です。写真とはわかっていても、目の前に広がる壁画には圧倒されました。絵を見てこんなに圧倒されるのは、スペインでピカソの『ゲルニカ』を見て以来だと思います。ピカソに強い関心を寄せていた岡本氏、『明日の神話』も『ゲルニカ』も戦争の愚かさを描いた作品、どこか共通するものがあるのでしょうね。実際に岡本氏は5年間軍隊で過ごしました(そのうち1年は収容所)。

この展覧会だけではなく、今回は岡本太郎という芸術家にとても興味を持ちました。遊び心、豊かな色彩、両親への愛、突拍子もない発想、側面からの物の見方、人とは違った視点、愛されるキャラクター、永遠の少年、優しさと厳しさ…。一人の人間なのに、いろんな側面を持っていて、でもそれは岡本氏だけではなくて私たちも持ち合わせている、ただそれに気付いていないだけなんだろうなって思いました。美術館の壁の随所に書かれていた岡本氏の言葉、う~ん、奥が深い!

いつの日か、川崎の岡本太郎美術館へ行ってみたいなって思います。

2006_05040003.JPG





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2006年05月05日 20時58分18秒
コメント(24) | コメントを書く
[国内の旅] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X