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テーマ:旅のあれこれ(10251)
カテゴリ:国内の旅
広島市現代美術館の敷地内に「ムーアの広場」いうちょっとした広場がありました。ここは現代美術館、きっとイギリスの彫刻家ヘンリー・ムーアにあやかって名付けられた広場なんだろうな~なんてボーっと見てみると、何だか緑色の巨大なアーチが見えるんです。
ひょっとしてムーアの作品?まさかね~、なんて思って近づいてみると、彫刻にムーアのサインがあるんですね。どうも本物のようです。家に帰って調べてみると、これはムーアの作品で「アーチ」。タイトル、そのまんまやん…って、それはいいとして、ムーアの作品ってけっこう日本にあるんです。それも、その3分の1くらいは広島にあるんですね。大分にも1点ありました。 ムーアの広場には、この「アーチ」がぽつんとあるだけですが、緑に囲まれていて涼しくて、のんびりするのにはもってこいの場所です。私がそこにいたときも、家族連れがベンチに座ってお弁当なんて食べてのんびりしていました。 景色もきれいです。 61年前の夏は焼け野原でした。 ここのもう一つの見所は、広場に降りるときに使う「二つの階段」です。 ちょっと写真では見えにくいけど、右側が古い階段、左側が新しい石段です。新しい石段を作ったときに古いもののあえて残し、「昔があるから今がある」という歴史の積み重ねがコンセプトらしいです。私は意識せずに古いほうの石段を使っていました。たぶん、こっちの方が緩やかに見えたから(笑)。 こういう広場や緑の中にポツンと芸術作品があるって、なんだか素敵ですね。アメリカのシアトルは街中いろんなおもしろいオブジェがあったし、シカゴなんてピカソやミロ、シャガールなどの巨匠の作品が普通にダウンタウンにたっています。たとえ誰の作品だかわからなくても、価値なんて知らなくても、お金をかけずに芸術作品に触れ合えるっていいなって思いました。「芸術は万人に平等でなければならない」(ちょっとうろ覚え)という岡本太郎氏の言葉を思い出しました。 たった数時間の出来事を3日間の日記でひっぱりました…。盛りだくさんだった今年のゴールデンウィーク、今週はずっとそのネタでひっぱるかもね~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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