|
テーマ:★☆沖縄☆★(2902)
カテゴリ:国内の旅
沖縄旅日記・その12(→今までのお話)
2004年5月3日、沖縄5日目のその日、私たち7人は特に何も計画がありませんでした。まあ、また1人でぶらぶらしようかな~なんて考えていると、ジェシカとアマンダが私の元へ小走りでやってきました。2人は、マンディ、ポール、ハッサンは首里城へ出かけ、ローラを含む残りの私たち4人は特に計画がないので、ローラが起きる前に3人で出かけようということでした。私たち3人は日ごろからいつもいっしょに休日を過ごすことが多く、気兼ねする仲ではありません。しかしローラは今までのことでちょっとうんざりしていたので、一緒に行動したくなかったのですね…。 とりあえずホステルを出て、マクドナルドで朝ごはんを食べながら、シアトルコーヒーでコーヒーをすすりながら、ガイドブックを見て行く場所を決定!世界遺産のひとつ識名園と、豊見城市の旧海軍壕に行くことにしました。 まず向かった先は識名園(俗にシチナヌウドゥンと呼ばれています)。ここは2百0年にユネスコの世界遺産、国指定特別名勝に指定されています。18世紀の終わりごろに造られ、琉球王家最大の別邸で、国王一家の保養や外国使臣の接待などに使われました。 まずは御殿(うどぅん)の中を見て回りました。御殿の部屋は15もの部屋がありますが、冊封使を迎える一番座から三番座、前(メー)の一番座、二番座に見るたびに、ジェシカとアマンダはなぜかしら受けていました。ジェシカは昔のトイレの写真を撮っていました。珍しいのでしょうね。 御殿の入り口にいたお友だち。(撮影・アマンダ) 識名園の造園形式は、池の周りを歩きながら景色の移り変わりを楽しむことを目的とした「廻遊式庭園」になっています。池に浮かぶ島には、中国風あずまやの六角堂や、大小のアーチ橋が配されています。 六角堂。後ろの方の建物は御殿(うどぅん)。 石橋。 かつては春は東の梅林、夏にはナカシマや泉のほとりにフジ、安岐には池のほとりの桔梗が花を咲かせていたそうです。1941年に国の名勝に指定されましたが、沖縄戦によって壊滅的な破壊を受けました。1975年から整備が進められ、20年の歳月と約8億円をかけて今日のような姿を取り戻しました。 この時期はランタナが咲き誇っていました。 草むらにはこんな立て看板が。 たぶんあまりメジャーな観光地ではないと思います。連休中なのに閑散としていましたから。でも、のんびりと休日を過ごしたい方には、お勧めの場所だと思いました。緑に囲まれていて、本当に素敵でしたよ。 つづく♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|