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テーマ:★☆沖縄☆★(2902)
カテゴリ:国内の旅
沖縄旅日記・その17(→今までのお話1、2)
今帰仁城を出発すると、黒い雨雲が空に広がってきました。夕立がきそうでした。お昼ご飯を食べていなかった私たちは、何か食べようとレストランを探しますがめぼしいお店が見つかりません。私はパイナップルをたらふく食べていたのであまりお腹が空いていませんでした。ようやくパスタの店を山奥に見つけて店に入ると、その途端に雨がザーッと降り始めました。 食事を終える頃には雨も止み、私たちは那覇へ向かって運転していきました。しかし那覇に帰る前に、マンディ、ポール、私はどうしても寄ってみたい場所がありました。それはとても有名な恩納村にある景勝地の万座毛でした。ジェシカとアマンダは以前沖縄へ旅行した際に行ったことがありましたが、付き合ってくれました。 ここでローラとハッサンと落ち合う予定でしたが、2人はまだ到着していませんでした。そこで5人で万座毛周辺を散策することにしました。 隆起サンゴの海岸の先が象の鼻に似ているといわれる万座毛。 万座毛(県指定名勝・天然記念物)は沖縄本島のほぼ中心に位置しています。隆起サンゴの断崖から見える東シナ海は海の色合いを変化させて、雄大な景観を望むことができます。隆起サンゴの台地の上には、天然の芝が広がり、その周りの植物群落は県の天然記念物に指定されています。 「万座毛」の由来は、18世紀前半にここを訪れた琉球王が「万人も座する草原」と言ったからだとか。「毛」とは野原のことだそうです。 この岩穴もきれいでした。 本土復帰前、万座毛一帯には中国、北ベトナム、北朝鮮の放送を受信する米国国務省の放送局基地として使用され、無数のアンテナが立っていたそうです。 万座毛のアダンの木。 このアダンの木、最初は木になるパイナップルかと思っていました。売店のおじさんがアダンだと名前を教えてくれました。食べられるのか聞いてみたら、食べられないこともないけど、カラスぐらいしか食べないとのことでした。 この時は夕暮れの上に曇っていて、海の色はきれいなのですが写真で見たのとはやっぱり違っていました。今度は晴れた時に訪れたいと思いました。売店のおじさんが空を見上げて、 「もうすぐ沖縄は梅雨だよ」 と言いました。 散策を終えた頃、ローラとハッサンが到着しました。もう一度周辺を散策しました。もっとのんびりしたかったけど、レンタカーを返す時間も迫っていたし、万座毛を後にしました。しかし、連休中なのに沖縄の高速道路は空いていること!ジェシカは気持ちよく飛ばして私たちは怖いので居眠りし、ガソリンを満タンにして返す時間の5分前に那覇空港に到着しました。もう、パーフェクト! パイナップルガーデン、ハブ館、今帰仁城、そして万座毛と盛りだくさんの1日をやっと終えました。 まだまだつづく…♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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