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テーマ:★☆沖縄☆★(2902)
カテゴリ:国内の旅
沖縄旅日記・その20(今までのお話→1、2)
さて、博物館のあとは私のリクエストで世界遺産の一つであり(2000年12月指定)、国重要文化財・国指定史跡の玉陵(たまうどぅん)まで歩いて行きました。玉うどんではありませんので…。ここは首里城のすぐ近くにあります。 玉陵に着くと、まず受付で料金を払い、陵墓の中に収められていた棺や副葬品などの展示を見ることができます。また尚氏の系譜、戦前の玉陵の写真などが展示されていました。陵墓の中には入ることができないので、こうやって見せているのですね。まあ、世界遺産といっても人のお墓の中にずかずか入っていくのは私もどうもいい気持ちではありません。 建物を出て、少し歩いていくと玉陵が見えてきます。想像以上に大きな石造建築物でした。ちょっとびっくり。 門の外から。 玉陵とは代々の琉球王のお墓です。1501年に3代目の尚真王が父尚円王の遺骨を改装するために築かれ、以後第二尚氏王統の陵墓となりました。全体のつくりは、当時の板葺き屋根の宮殿を表した石造建築物になっています。墓域はなんと、2442平方メートルの広さです。 墓室は3つに分かれ、中室は洗骨前の遺骸を安置する部屋、創建当初の東室は洗骨後の王と王妃、西室には、墓前の庭の玉陵碑に記されている限られた家族が葬られました。実は、洗骨は初めて聞いた言葉でした。火葬された骨が洗われることって、それは琉球の王家だけなのでしょうか?それとも沖縄全土?まさか本土も??? 玉陵が何かも知らずにいっしょに来た友人たちも、とても興味を持っていました。珍しい建築物を目の前に、じっくり見たり写真に収めたりしていました。 金城の石畳にも連れて行こうかと思いましたが、辺りは薄暗くなり始めていたので国際通りに戻りました。5人でぶらぶらと歩いてアイスクリームを食べたり、風船なんかもらったりして、沖縄最後の夕暮れどきを楽しみました。 疲れ果てたマンディと私はホテルに戻り、のんびり。晩ご飯もコンビニおむすびで済ませました。元気な人は那覇の夜を楽しんでいました。 つづく♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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