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テーマ:最近観た映画。(40131)
カテゴリ:映画の話
忙しい、忙しいとブツブツ言いつつ、今月はたくさんDVD&ビデオを見ました。ので、今日、明日と2回に分けて映画鑑賞記を書きます。今月の特徴は、わりと新作&日本映画が多かったです。
パッチギ!(2004・日本) 最初から終わりまでドキドキしながら見ました。1960年代の大阪、高校生の康介は親友といっしょに、何かと敵対する朝鮮学校に親善サッカーの申し込みに行きます。そこで康介は女子学生のキョンジャにひとめぼれをし、何とか仲良くなろうとするのですが、彼女の兄は朝鮮学校の番長で…。 テーマは重そうだし、ちょっと暴力シーンが多いのですが、さわやかな青春映画だと思います。「イムジン河」の熱唱シーンは泣けました。しかし、沢尻エリカってかわいいですね~。 ★★★★★ 下妻物語(2004・日本) いや~、おもしろかった!1人で見ているのに、時々声をあげて爆笑しちゃいました。主人公2人がとてもかわいかったです。ロリータをこよなく愛する桃子と、ピンクの改造原付に乗るヤンキーのりんごの友情物語なんだけど、ありえないだろ~っていうくらいの非現実感とおもしろさでした。 ★★★★☆ イン・アメリカ/三つの小さな願い事(2002・アメリカ) ジョーとサラの夫婦は、2人の娘を連れてアイルランドからニューヨークにやってきました。新しい生活を始めるにも、家族には幼い息子が亡くなったという暗い影が覆っていました。しかし、アパートの住人のマテオに出会ったことで一家は徐々に変わっていきます。 失業、息子の死、不法入国、ジャンキーのアパート、貧困、…。絶望的な一生懸命に明るく生きようとする姉妹の姿がいじらしくて涙ものです。 父親ジョーのダメオヤジぶりで、この子たちがますますかわいく、かわいそうに見えちゃいます。 ★★★★☆ 血と骨(2004・日本) 1920年代の日本。斉州島から日本に渡ってきた金俊平は、李英姫を強姦して無理やり結婚、妻、子どもに暴力を振るわ、次々に愛人を囲うは、隠し子はいるわ、金の亡者になるは…。 う~ん、激しい映画でしたね。執拗なまでの暴力描写。ビートたけしは撮る方でも撮られる方でも暴力三昧なのかしら?在日朝鮮人が生き抜くには厳しい時代、その中で財を築き上げてはいくものの、人間としては寂しい人だったのでしょうね。目が離せなかったけど、時々見ていて辛かったです。 ★★★☆☆ 誰も知らない(2004・日本) これはありえんやろ…。でも、実話を基にした話らしいです。子どもの存在を世間に隠して学校にも通わせない、男をつくって出て行って、子どもちだけで生活させる、本当にこんな母親おるんかい? とにかく、母親が許せない!育児怠慢の事情も自分勝手すぎる!バラバラになりたくないから、長男も生きていくのに必死。やりたいこと、好きなことをおさえて小さな子までも我慢している…。淡々としているのだけど、悲しくなる映画でした。 ★★★★☆ スリーピー・ホロウ(1999・アメリカ) スリーピー・ホロウという村で起こった連続殺人事件の調査に、ジョニー・デップ扮する警察官が調査にやってきますが、これがいわくつきの村で…。 やっと見たぞ~!夜中に見ていたら、怖くなって途中でやめて放置状態でした。いや~、血がビューって出たり、首が飛んでいったり、ダメなんですよ。ティム・バートンの映画は好きなんですけど、中盤まで単調でちょっとだるかったけど、後半で謎が解けてからおもしろくなりました。まあ、登場人物が美しいってことで…。 ★★★☆☆ エレファント(2003・アメリカ) ごく普通の高校、ごく普通の生徒たち、ごく普通の日常、ある日の銃乱射事件、全てが淡々と描かれています。 ただカメラが生徒たちの後姿を追いかけているだけなのに、目が離せない。 不思議な映画でした。 印象に残ったは、銃乱射事件を起こす前に、犯人となる親友の2人がキスするシーン。経験がないから男の子登場でしちゃったんだろうけど、なんだかせつなかったです。人物のほとんどが素人のティーンっていうのが驚きでした。 ★★★☆☆ 後半レビューは明日以降ということで…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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