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カテゴリ:国内の旅
◆旅の回顧録(1)◆ 鹿児島・その1
最近は近場散策ばかりしていて、そのことをブログにアップすることが多いのですが、実は旅行がしたくてたまりません。でも、今年は我慢の年って決めているんですね。小銭を貯めてはちょこちょこ国内・海外を旅行するのは控えて、しっかり貯めてどかんと旅行したいなって。来年の春には車検も車の保険の更新もあるし、ちょっと辛抱中です。なので、写真や記憶の中に眠っている過去旅ネタでも書いて憂さ晴らしをします。旬なネタじゃないけど、興味のある方はどうぞ…。 九州に住んでいながら、鹿児島を旅行したことは1回しかありません。1年間のニュージーランドでのワーホリから帰国し無職で暇人だった私は、金がないにも関わらずに鹿児島に行くことにしました。交通手段は鹿児島行きの高速バスです。バス停近くの叔母の家に車を駐車させてもらい、バスに乗り込みました。そこのバス停から休憩以外はノンストップで走ります。 朝9時前にバスに乗り込み、鹿児島市内に着いたのは2時半頃でした。驚いたのは鹿児島の町の大きさ。九州の南の県ってことで、田舎なんだろうな~なんて思っていたのですが、それはそれは大きな町でした。市内には路面電車も走っていました。私がバスを降りたのは終点でした。ここからフェリーに乗って、宿泊先のある桜島に向かいました。 最初、フェリーターミナルを間違えてしまいました。大きなターミナルで、奄美大島や沖縄行きの船なんかも出ているんです。桜島行きのフェリーは違う場所にあり、小さかったです。それでもフェリーには車が乗せられるし、24時間運航していました。 フェリーから見た桜島。 桜島は大隈半島と地続きで、島というよりは小さな半島です。でも、昔は本当に島だったんですね~。火山の噴火で溶岩が海に流れ出して地続きになったのだそうです。これは翌日訪れた博物館の展示で知りました。やっぱり自然の力ってすごいです。 すごい溶岩のあとです。 宿泊は毎度おなじみユースホステルでした。安いのに天然温泉付きでラッキー♪着いたのが3時を回っていたので、海岸線に沿って散歩をし、早速温泉へ入りました。お湯の色も茶褐色で、これは本物の温泉だ~!と喜んでお湯をかぶったのですが…熱い!半端な熱さじゃないんです。入ったら煮えてしまう…。結局、湯船にはつからず、お湯を洗面器に入れて水でうめながら温泉水をかぶるだけの入浴となりました。あとでホステルの方が 「熱かったでしょう~。うめるの忘れてました~。ごめんなさいね~」 なんて言っていましたけど…。遅いわ! 鹿児島に来て確かめたかったことがひとつありました。鹿児島に住んだことのある友人が、鹿児島では天気予報で火山灰注意報がいつも流れるって言ってたんです。その日の風向きで桜島から火山灰の降る地方を予報すると。そのニュースを見て、鹿児島の人は傘を持って歩くとか歩かないとか…。そういえば、歩いているといたるところに黒い砂があるんですね。阿蘇山が中規模以上の噴火を起こすと、私の住む地域でも火山灰が降ってくるので、それはすぐに火山灰であることがわかりました。 で、火山灰注意報ですが、本当に天気予報で流れていました。私は初めて見る予報にテレビに釘付け。時期によってどの地方に火山灰が降りやすいとかっていうのもあるみたいです。火山灰注意報なんて、鹿児島ならではですよね。私は鹿児島市に約3日間滞在しましたが、幸いにも火山灰には降られませんでした。あれは目が痛いんですよ~。ちなみに、うちのほうでは(鹿児島ではありませんよ)火山灰のことを方言で「よな」といいます。 しかし、8月下旬の鹿児島の夜は暑かったです。エアコンがかかっているのに、暑くて眠れませんでした。同じ九州でも、うちのほうはこの時期は夜は肌寒いのに。九州、せまそうで広いんだな~って実感しました。次回は知覧のお話です。 つづく♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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