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カテゴリ:国内の旅
◆旅の回顧録(6)◆ 岐阜・その3
岐阜旅行2日目。お寺の中のユースホステルをチェックアウトした後、私たちは朝の高山を散策しました。朱塗りの橋の上に観光客を乗せた人力車が走っていたり、川沿いでの朝市、なんとも情緒のある光景でした。 高山は町並み自体が観光地なのですが、ここで観光地らしい観光地へ行きました。それは国史跡の高山陣屋です。 陣屋とは、江戸時代の郡代・代官所のことです。つまり今でいう裁判所のことです。ここ高山陣屋は全国で唯一現存する郡代・代官所です。敷地内には寺院・町年寄り・町組頭の詰所、郡代の邸宅、御蔵、大広間、そしてテレビの時代劇なんかでよく見るお裁きの場所である吟味所と白州がありました。吟味所・白州は取調室でもあり、罪人を乗せる籠が展示されているし、実際に拷問も行われていたといいます。滅多に見る機会のないものが見られました。 実は私はこの岐阜の旅で白川郷にとても行きたかったのですね。ぺぺちゃんがホステルをチェックアウトする前に道路情報を聞いてくれたのですが、なんとまあ、雪崩注意報が出ていて断念。その代わり、岐阜に帰る途中で下呂温泉にある合掌村へ連れて行ってくれました(ぺぺちゃんいわく、『なんちゃって合掌村』)。 なんちゃってといってもですね、ちゃんと白川郷から移築された本物の合掌造りの家なんですよ。中に入って家の内部もしっかり見ることができるし、2階にも上がることができます。 たくさんのお人形が飾られていました。 でも、本当の合掌村でもないのに、入場料800円は取りすぎだよってちょこっとだけ思いました。保存のこととか考えたら、これくらいあたりまえなんだろうけどね~。次回、岐阜を旅行することがあれば、本物の白川郷に行って、下呂温泉にも入りたいです。このときは温泉は未入湯でしたので。 そして岐阜市内のぺぺちゃん宅に到着。疲れたので2人ともぺぺちゃんの部屋でお昼寝をしました。夜はぺぺちゃんのお母さんが食事に連れて行ってくれました。それも、名古屋周辺の名物料理味噌カツ!我が家は白味噌か合せ味噌で料理をすることが多いので、赤味噌にはあまり馴染みがありません。しかし、これがめっちゃおいしくて…。揚げたてのカツと本当によく合っていました。私はトンカツがあまり好きじゃないのに、ぺろりとたいらげました。これはまた食べたいものです。 その翌日は岐阜最後の1日となりました。 つづく♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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