ハナちゃんといっしょ

◆旅の回顧録・14◆　長崎３人旅・その５（→今までのお話）

ランタン・フェスティバルを堪能した私たち３人は、会場で偶然会ったマーティン＆ピーターの友人たち４人と合流しました。正確にはマーティンのお友だちで、寡黙なピーターはただの知り合いって態度でした。４人はマーティンの友だちのアメリカ人女性Ｍさん、その女友だちの日本人女性のＴさん、アメリカ人女性のＬさん、その彼氏の日本人(名前、忘れちゃった…)でした。

７人でカフェに入ったものの、ピーターはおとなしくほとんど話さない、私は大人数が苦手で、グループの中ではいつもだんまり、盛り上がっていたのはほかの５人でした。アメリカ人Ｌさんはシモネタを始め、思わず眉をひそめてしまったピーターと私…。いくら英語でも、ここは日本。そんな大きな声でシモネタやるなよ～って思っちゃいました。

それから路面電車に乗り、食事に行きました。学生時代を長崎で過ごしたというＴさんおすすめのレストランでした。そこは長崎でもおいしいというピザ屋さんでした。この店のメニューを見てマーティンおおはしゃぎ。バッファローウィングがあるっていうことで、大喜びで注文していました。何じゃそりゃと思われた方、手羽先をスパイシーに調理したアメリカの料理です。私もこのときまで知りませんでした。このときはお腹いっぱいでチキンを食べなかったけど、アメリカに行ったときにしっかりいただいてきました。

そう、私はあまりお腹が空いていなかったので、大好きなギネスビールとタコスだけいただきました。ここのピザを食べたマーティン、日本で食べたピザでいちばんおいしいと感激していました。食べてない私にはわかんないけど(笑)。

ここでまたもやＬさんに悪印象の私。彼女の頼んだシーザーサラダにドレッシングがかかっているのが気に入らないらしく、店員さんに取り替えさせていました。最初から言えよ～って思った私。実は、ピーターはＬさんのことが大嫌いで、路面電車でも彼女の隣が空いていても座らなかったし、レストランでもＬさんの隣が空いていても座らず、わざわざ私たちのところに椅子を運んで来たほどです。欧米人同士でもいろいろあるのね。

レストランにて。なぜかしかめっ面の私。


食後はすぐ近くにある羽根神社に向かいました。ここは有名な長崎くんちも開かれる神社だと思います。一度テレビで見たことがある場所でした。ここの石段は長い！石段を見ると勝負を挑みたくなる私。頂上を目指して一気に石段を駆け上りました。はい、最年長でしたよ、わたくし。すると、男性人も一気に石段を駆け上り始めました。石段を駆け上るアホ４人。ここで私はずっこけ、手に持っていた袋の中のエビせんべいは粉々に…。あぁ…。

神社の写真は撮りましたが、すべてブレブレだったので載せません。画像倉庫の容量も少なくなったのでね。夜だったのでゆっくり見られなかったけど、今度長崎に来る機会があったら、ゆっくり見物したいなって思った神社でした。

それからみんなで長崎の町に飲みに行こうということになりましたが、夜遊びが苦手の私は旅館に帰ることにしました。ちょっと疲れていたしね～。地図を見ながらのんびりと長崎の町を歩いて旅館まで歩きました。お風呂に入ってすぐに眠ってしまい、２人がいつ帰ってきたのかを覚えていないくらいぐっすり寝たのでした。

あと２～３回ほど、つづく♪

そういえば、今年のランタン・フェスティバルの皇帝パレードの皇帝役、歌手の美川憲一さんだったそうですね。新聞に写真入で載っていました。(旅行記は2005年のもの)