631584 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

ハナちゃんといっしょ

ハナちゃんといっしょ

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

chiki_cat

chiki_cat

カレンダー

日記/記事の投稿

カテゴリ

バックナンバー

2024年11月
2024年10月
2024年09月
2024年08月
2024年07月

フリーページ

お気に入りブログ

日本語教師日記 スンデクッパさん
大分&熊本 観光計画… あきちゃん1010さん
旅、海外生活、そし… ろっくん2さん
火の鳥 Ronaldo1969さん
Sato's U.S.A Life☆… E&SATOさん
ハーブコア ♣ 高木… 松下一郎さん
テン・テン・テレツ… おもしろや画笑さん
 BLOG* color_chartさん
モンキー茶~坊のバ… 茶~坊55さん
毎日がSpecial♪ cosmos_26さん
2009年09月12日
XML
テーマ:山口県(129)
カテゴリ:国内の旅
■山口・長門の旅・その6■

湯田温泉は中原中也の生誕の地です。また、日本中を放浪した俳人・種田山頭火にも縁のある場所です。生まれは現在の防府市ですが、昭和13年、湯田温泉に「風来居」をかまえ、約10ヵ月暮らしたと言います。

湯田温泉では中也と山頭火の文学碑をいくつか見ることができます。私は少ししか見つけられなかったのですが、きっともっとあるはず。今回見つけたものを紹介したいと思います。

高田公園の中也の碑。
chuya4.jpg


『帰郷』から。

「これがわたしの故里だ さやかに風も吹いてゐる」
「ああ おまへはなにをして来たのだと… 吹き来る風が私に云ふ」

これを読むと、なんかしんみりしちゃいます。


町の中にあった中也の碑。
chuya5.jpg


『童謡』から。

「しののめの よるのうみにて 汽笛鳴る
 こころよ 起きよ 目を醒ませ
 しののめの よるのうみにて 汽笛鳴る
 象の目玉の 汽笛鳴る」

象の目玉って、機関車のどの部分なのかなって思わず想像してしまいます。


高田公園の山頭火の碑。
santoka.jpg


「ほろほろ酔うて この葉ふる」

この碑文の文字は、山頭火の自筆を写したものだそうです。


町にあった山頭火の碑。
santoka2.jpg


「ちんぽこも おそそも 湧いて あふれる湯」

…なんていう、ちょっと顔が赤くなってしまうような俳句ですが、一皮むけば人間はみんな同じだって感じがします。


中原中也の碑文にお目にかかる機会は少ないと思いますが、種田山頭火は日本全国でみかけますね。大分県では長湯温泉と豊後大野市三重町のお寺で見ました。彼自身が見て感じた俳句をその土地で読むことができるのは、なかなかいいものでね~。

つづく…





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2009年09月12日 22時58分58秒
コメント(4) | コメントを書く
[国内の旅] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X