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テーマ:山口県(129)
カテゴリ:国内の旅
■山口・長門の旅・その18■
仙崎最後の話題は、やっぱり金子みすゞです(みすゞのこと以外はほとんど書いていない気がするんだけど、気のせいってことでね~)。 みすゞ通りを歩いていて見かけた『祇園社』の詩。 この詩の右手にある路地に入ると、その祇園社があります。 正式な名前は八坂神社です。仙崎で行われていた古式捕鯨の様子を描いた、江戸時代の『捕鯨図』が保管されているといいます。ちょっと見てみたかったけど、誰もいなかったし、公開されている様子でもなさそうでした。残念!また、夏には仙崎祇園祭が開催され、山車に蛇や須佐之男命などの人形を飾り、祇園囃子が演奏されます。 木製ではないけど、きれいな鳥居。 きっとみすゞも、子どもの頃はここで遊んだのでしょうね~。 次に向かったのはみすゞの墓所がある遍照寺。みすゞ通りの起終点でもあり、海が近くお寺の前の通りからは海も見えます。15世紀末に建てられたという浄土真宗の由緒あるお寺。ぜひともみすゞのお墓参りをして帰ろうと思ったのです。 …がっ!なんと、地元の人の葬儀の準備が執り行われておりました…。境内の中は人であふれていて、忙しそう。とても一般の観光客の私が入って行ける雰囲気ではないので退散…。 見える部分の写真だけ…。右は『こころ』の詩碑。 お参りできなかったのは残念だけど、これはきっと旅の神様が、もう一度仙崎に来てね♪と言っているに違いないと前向きに思っています。旅行して、見たい場所をすべて周りきれなかった時は、いつも自分にまたそこを訪れようと言い聞かせています。 金子みすゞの縁の地を堪能して、仙崎を後にしたのでした。 つづく… みすゞ通りで見かけた猫ちゃん。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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