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テーマ:山口県(129)
カテゴリ:国内の旅
■山口・長門の旅・その19■
金子みすゞ三昧の仙崎の旅、最後もみすゞで締めようと、仙崎駅から下関まで「みすゞ潮彩」という電車に乗って帰るつもりでした。 仙崎駅。 みすゞ潮彩は、2007年から仙崎駅と下関駅を結ぶ観光列車の名称です。JR山陰本線・山陽本線を経由を快速または普通電車が1日2往復走ります。景色の美しいビューイングポイントでは一時停車もするというのが魅力的♪ 電車の名称は、仙崎で生まれ、下関で生涯を送った金子みすゞにちなんで一般公募でつけられました。外観は長門在住のイラストレーター尾崎眞吾氏のデザインが使用されています。車両は指定席と自由席があり、車内販売の売子さんは、なんとメイドの衣装を着ているとか!美しい景色とメイド喫茶(?)が一度に楽しめる電車です…たぶん。 が!しかし、この潮彩号の待ち時間までかなりあったのです。乗りたかったけど、もう2時間も待つにはちょっと疲れていた私。それに、タクシーに乗れば長門市駅から下関駅まで直行のひとつ前の電車に間に合う!翌日は仕事なので、なるべく早く帰ってゆっくり寝たい。そんな想いが私をタクシー乗り場に直行させました。で、その電車に間に合ったわけで…。 ビューイングポイントで停車しないのは残念だったけど、それでも鈍行列車から眺める日本海の景色は美しくて、写真にうまく撮れなくても大満足。でも、いつかこの辺を車で走ってみたいとも思ったのだけど。 きれいでした~!走る電車の窓から。 途中の駅で仙崎に向かう潮彩号とすれ違う…。 あ~、待っていればこれに乗れたのね…と、ちょび~っと後悔。でも、これもきっと、旅の神様がまた仙崎にいらっしゃ~い!と言っているのね…と、再び自分に言い聞かせるのでした。 中原中也、種田山頭火、金子みすゞなど文学に触れ、温泉にも入り、おいしいものを食べ、でもホテルで散々な目に遭ったけど、いいことも悪いことも充実した山口と長門の旅でした。12月は予算の関係で観光なしの日帰りでのTAO長門ライブになりそうですが、せめておいしいものはしっかり食べてこようと思います。 おわり♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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