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カテゴリ:私のつぶやき
ニュージーランドの保育から北へ飛んで、デンマークの保育もすごい、と感じています。「子どもミーティング」というのがあって(多くの保育園で毎朝とり入れているそうです)今日は、これからどうしようか、何をしようか、どこへ行こうか、と今日一日の行動を子どもも参加して、みんなで話し合いをして、行動を決めるそうです。先生って呼ばないで、名前で呼んでいるのも、子どもとの距離をなくし、平等感を持ってお互いに理解しあう関係を作るためとか。昼ねもこどもによって、夕べは何時に寝たのか?など個々に応じた対応の中でしているそうです。デンマークの保育者に一斉に昼寝をしないのか?と、もしたずねたとしても反対に何故?という答が返ってくるかもしれません。私は1992年と1999年に昼ねの調査研究をしたことがあり、昼ねで眠れない子への対応がなさすぎる、本当にお昼ねは必要か、というまとめをしたことがあります。子どもの一人ひとりの気持ちを受け止め、理解し、人として大切にされる保育、デンマークも素晴らしい!!決してよその国の保育ばかりが素晴らしい、というわけではなく、もちろん日本にはいい保育している園もたくさんあるのですけれど・・。もともと子どもを大切にする「国の姿勢」が根底にあり、そういう文化を創ってきた歴史や社会背景があるから、と思います。少子化対策で子どもを入れる箱物をとりあえずたくさん、つくりさえすれば、というどこかの国とは大違いです。
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Last updated
January 7, 2007 01:00:02 PM
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