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カテゴリ:大学で学ぶ私
大学院の授業で育児文化(添い寝、母親の語りかけ、授乳)の比較論文の英訳を担当し、昨日の授業で報告しました。その論文がアメリカの10年前の育児の時代(スポック博士の育児書主流で、3ヶ月以後から夫婦と別室で寝かせるべき、という考え方)だったので、アメリカの中産階級は90%以上が3ヶ月から別室寝をしている結果になっていました。教授からアメリカは今は同室寝に変わったのではないか?と指摘を受け、今調べ始めています。日本は昔から「川の字」で寝ている文化でしたし、今も赤ちゃん時代はベビーベッドで同室が多いと思いますが・・。母乳育児と人工乳育児の問題、夫婦生活や母親の育児負担軽減、そして今の子育て支援の観点からも同室寝の問題は関係していると思います。恒吉氏の『育児の国際比較』、品田氏『<子育て法>革命』でも「添い寝あるいは同室寝」はいまだ日本と欧米の差については別格であるとされていたのですが・・。最近までアメリカに在住している方などの情報が一番よいかもしれません。離婚率が非常に高いアメリカですし、アメリカも国家的な規模で乳児からの養育に力を入れる調査研究をしていたりするので、確かに最近の育児に何らかの変化が起こっている可能性は否めない、と思いますが・・。
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Last updated
January 14, 2007 04:50:55 PM
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