子どもの地平と保育(私の研究ノート)

「何度でもぴょんぴょん跳ねる膝の上ここからここから始まってゆく」

「生きるとは手をのばすこと幼子の指がプーさんの指をつかめり」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　～俵万智さんの歌集より～

保育園は今、一年のまとめと進級に向けての保護者会が各クラスで開かれています。
0歳児クラスは初めての園生活、「何しろ病気の心配ばかりの一年、這えば立て、
はあっという間に過ぎてしまった」という印象だったという感想多数。
そう、育児は忙しい、保育も忙しい、赤ちゃんの手、足の動きをじっくり、ゆっくり見つめる時間がつくづくほしい、と思う。子を産む機械がどうだら、こうだらと言っている人がいるけど、身二つになる実感、

「バンザイの姿勢で眠りいる吾子よ　そうだバンザイ生まれてバンザイ」

そう、そう！なんだよなーと思う・・もの。育児ストレスで不安な表情だったり、0歳児を抱えて介護とおまけに二人目妊娠！一時はどうなるかハラハラしたのですが、無事出産し、今はたくましい母に変身、様々な保護者の方たち、一人ひとりの一年のドラマが・・・。保護者会の時には昼食会を開いて盛り上がってしまい、そろって30分も遅刻してきたときもあるくらい仲の良いクラスも。愉快な話題で豪快に笑う母あり、苦労ばなしに思わず親たちも保育士もらい泣き、などなどです。
　　子はひと、人、ひととのかすがいです！