子どもの地平と保育(私の研究ノート)

NHKＴＶの18日放映「ドキドキヒヤリで子どもは育つ」見ましたか？

特に横浜の川和保育園の子どもたちの大胆な遊びに目が点！！になった保育者の

顔が目に浮かびます。2歳児クラスもチャレンジしていました。(すご～い）

 この高さは地上から3メートルですって！

http://www.nhk.or.jp/special/onair/070218.html

公園の遊具の安全プロジェクトの挑戦という実験的な遊具作りの試みが

この特集番組のテーマでしたが、今子どもの事故と安全管理の問題に偏り

過ぎて、子ども自身が身を守りながら、危険を感じ取る機会をどんどん少なく

している社会そのものの問題を訴えていました。

実際に保護者のクレームを怖れ、保育園では少しの怪我でピリピリしてばかり

擦り傷、切り傷のたぐいは大事の前の小事、なのですから、これが必要な体験だと・・。

昨日私が園内研修で通っている園で、0歳児クラスの一歳後半の女の子が

アスレチックのような遊具の階段やロープや板場が危険防止のため

乳児クラスが登れないようにタイヤを置いた3箇所すべてに挑戦して

難関を見事を乗り越え、一番上までいく姿（やったーってバンザイしてました！！）

をしっかりビデオに納めました。

それを担任の先生に見せて、はじめから防護柵のタイヤを置く意味を

考えてもらいました。ちょうどこの放映の後だったので

NHKのビデオを参考に園全体で意見交換することになり、

どういう意見がでてくるか、興味深いです。

子どもが日常の環境の中で、今日はここまで、できた、

明日はもう少し高く登ってみたい、とか

そうだったらいいなあーとつくづく思います!

私の研究会仲間の元園長さんが、

とってもユニークな発想で園庭改造や遊具開発を

しています。

ぜひ、HPのぞいてみてくださいね！！

 http://www.mdn.ne.jp/~touma/