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カテゴリ:大学で学ぶ私
育休中のお父さんも一人で子育てしていると母親と同じような 育児不安を経験するという・・・ 「俺、こんなことしてたら、取り残されてしまうんじゃないか」 とイライラしたり、孤立感、孤独感に苛まれたりして ストレスや急に子どもを落としたくなるような心境に 追い込まれてしまう心理状態にもなるそうだ。 今日参加した日本発達心理学会のシンポジウムで (日本、アメリカ、中国、スウェーデンの母性意識の比較がテーマ) 柏木恵子さん(心理学者)が育児休業中の 父親20人のインタビュー調査の結果として、そのことを話されていた。 そして、日本の既婚の女性の意識はかなり変わってきていると。 いつも仕事のことばかり中心に人生を送っている 男性とは違って、個人として、女性として、妻として、そして母として の「自分の変容」を社会の変動とともに考えたり、意識したり して、それゆえに女性の母親意識もかなり変化していると 報告があった。 結局、これまで社会の変動をモロに受けて変わらざるをえなかった!ということだ。 逆境にたくましく生きてきているのは実は女性!(昔から??) 「マザーズ・リアリティーの変容・・」、そう、それはもう確実です! それに比べて、少子化や、育児をしない男は父親と呼ぶなとかの キャンペーンが何度あっても、いつも反応が鈍い! 子は産めないから?関係ないわけ? 休日の父親サービスは増えてきたけれども 依然として平日の子育て、家事は女性だけでしょ。 保育園で送り迎えをするお父さんがとっても増えたのは よいけれど、食事を作り食べさせて、園の持ち物を準備し 連絡帳を書き、すべてお母さんにお膳立てしてもらって 「はい、連れてきました」「お父さん、えらいねー」と ほめられ・・ほくほくしているお父さんも多い、 なんだかやっぱり変わらないね、男性はって思ってしまう・・ もしかして男性ばかり育児したら、 育児不安倍増ではないかしら? 女性はかなり進化してる!と改めて実感した。
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