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カテゴリ:私のつぶやき
幼保一元化って、将来は幼稚園と保育園が一緒になるの? 素朴に考えて「きっと、そういうことなのよね?」と思うのも無理のない話 現状で親が働いていないと幼稚園で文科省管轄で、幼児教育を受け、 親が働いていると保育園で厚労省管轄で、保育?を受ける。 働いているかいないかで、子どもが受けている内容が変わる? 最近は少子化で、子どもを産んで、働けるように保育園をどんどん 増やしている状況・・・・幼稚園は?といえば子どもが少なくなって・・・ 経営難に陥っているところも少なくない。 そこで折衷案!の「幼保一元化すべき論」が 入道雲のようにもくもくと湧き上がった。 幼稚園に通っていても働いたりして、長い時間保育を受けられたり、 働いている親の子どもも幼稚園児と同じ、幼児教育を受けられるように・・ 巷の私たちにはとってもわかりにくい名前の「認定子ども園」が 2006年から2007年3月までで全国ですでに13箇所できた。 http://www.youho.org/index.html この4月から設置された都道府県も多い。 東京でも新宿区、世田谷区で始まった。 でもまた、素朴な疑問、もともと幼児教育と保育って違っている? 厚労省と文科省管轄で保育指針、幼稚園教育要領というものが あるけれど、6歳になれば子どもはどちらも同じように小学校に行き、 同じ教科書で学び、成績をつけるときに幼児教育を先に受けた 子どもだからってハンディーがつけられるわけでもない、 そして、そのあとみんな同じように受験したり、 中学から高校へ進学する・・・。 何が教育?、どれが保育? 私が保育園現場で見てきた子どもたちは まず「遊び」ありき、そこから知的好奇心も生まれる。 身体を使って、全ての感覚を研ぎ澄まし 身体で感じ、そして様々な経験を通して 何かを獲得して成長していく姿をたくさん 見てきたし、その姿勢が小学校に行ったときにも 積極的に学ぼうとする気持ちにも繋がる・・・と。 子どもの「遊び」=「学び」 とりあえず授業や課題、プロジェクト活動などと何かに名称 をつければ、それが教育になる? 日本の中の「子ども論」や「子どもが学び、育つこと」として 就学前までの子どもに何が大事か考えることをもっと 本気で議論していかないと・・ 例えば、デンマークの保育は「基本は遊び」 子ども本人の興味を引き出すことに重きを置き、 大人の価値観で子どもを先導することはしない 子どもと大人は対等に会話をする・・ 人が人として生きていく道をしっかりとたどれるように、 子ども時代からその素地を育んでいるように思う。 日本の子どもは一体どこへ・・・ 一昨日参加した「こども環境学会」 改めて、子どもをとりまく様々な環境の問題を 考えさせられました。
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Last updated
May 1, 2007 11:35:31 PM
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