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カテゴリ:私のつぶやき
保育園の第三者評価結果がネットでUPされた。
昨年からこの第三者評価については考えるところがあり 評価機関(評価者)が保育園、あるいは保育についての 専門知識をどれだけ持っているか、甚だ疑問に感じ、 最終的に、評価機構(大元)に意見、あるいは要望を出して いこうと思っていた。 それは、評価者の検定制度を作ってほしい、ということ! 東京都の場合、評価項目、評価内容が詳細にわたっていて 一つひとつの項目に事例を示して、資料を用意し 一日のヒアリングの際に口頭でも説明している。 経営面(組織マネージメント)、保育面(サービス提供) でそれぞれ70項目にわたる・・・ 評価員は午前中観察(といより視察、園内見学の域を出ない) 午後がそのヒアリングで、最低3人~4人の評価員に回答するのは ほとんど園長1名もしくは主任(副園長)で喋りっぱなしの状態。 途中水が入るが、双方相当神経を使って、やりとりをする。 用意した資料の中身は(事前にもかなりの資料を提出している) パラパラと読む程度、ある、なしを確認するようなもの。 具体例の確認については園長の説明、その内容を評価者がメモにして持ち帰る。 相当要領よくすすめないと、5時には終わらない。 第三者評価の実態は「内容のレベルを問うものではなく、あるかないか やっているか、いないか」数多くの事例を用意しても中身ではなく 評価項目にそった内容であれば{あり」 評価者はプログラムされた評価者用のシートに「あり」を 入力すると自動的に評価の段階が表示される仕組みだ。 評価機関(評価業者)は経営コンサルから資格専門学校、 福祉のNPO団体まで様々な分野が手をつけている。 評価者はネットでも見れるが、企業の経営コンサル経験者、 企業の退職者(分野はかなり広い)保育園長の退職者 福祉のNPO活動を主にしている人、編集者など 多岐にわたるが、保育園に対応する評価者は不足しているので 副評価者として評価機関が外部から雇っている場合が多い。 主はその評価機関の正社員で、元々の専門分野に長けた方がなっている 保育園の評価は経営面、保育面もバランスよく熟知された方が 主の評価者であるべき、そして評価の初心者と経験者の違いは明らか。 インターンもなく、いきなり3人の一人として評価者になる。 説明会で見えた初心者の方は研修を受けたはずだが、児童票も知らなかった。 評価項目それぞれの理解も浅い。 評価される側はたまったものではない・・・。 しかし文句を言える筋合いはなく、大元の評価機構に具申するしか方法はない。 今後ますます評価が必要とされ、業者の許容範囲をかなり超えて やらなければな追いつかないだろうと思う。 評価員をあちこち回して対応するのが現状だろうと思う。 元来お役所仕事の機構がどこまで、評価の質に迫れるか 私は検定制度を作るべきだと思う。 保育園評価の主の評価者は検定○級以上、副は○級保持者・・・ この制度を作ればかなり評価の質に迫る手立てになるのではないかと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
March 19, 2008 03:49:27 AM
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