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カテゴリ:小学生の読む本
息子はアイスクリーム大好きぼうずですが、この本に「アイスクリーム」というお話が入っていて、現在、寝る前に毎日読むほどのはまりようです。 冬・春・夏・秋・冬と5話で季節が巡ります。 「アイスクリーム」は夏のお話。 仲良しのがまくんとかえるくんが池のほとりにいました。暑い夏の日で、アイスクリームを食べようということになりました。 がまくんがお店に特大アイスを買いに行くのですが、強い日差しでアイスは溶け始めます。急ぐがまくんよりもアイスが溶けるほうが早く、がまくんはアイスまみれになっていきます。 いっぽう、かえるくんががまくんの帰りを待っていると、ネズミやリス、うさぎたちが「おっかないものがくるっ!」と行って逃げて行きます。ふと道を見ると、そこには角をはやしたドロドロ状の化け物が走ってくるではありませんか。 しかもその化け物がかえるくんを呼んでいます。なんと(といってもお見通しですよね)、ばけものはアイスとコーンで妖怪のようになったがまくんでした。。。 がまくんは天然のおとぼけ、かえるくんはしっかり者。大体がまくんの早とちりなどからストーリーが暴走し、かえるくんがブレーキをかけて、めでたしという感じのストーリーですが、島田ゆかさんの「バムとケロ」しかり、このコンビは黄金のボケとツッコミ。古今東西永遠の人気者キャラです。 主人公の二人はのんびりしているのですが、ストーリーはとてもテンポがよくて、70年代に書かれた作品ですが、まんがっぽい間というかコケぐあいがとても面白いです。読んでみたらやられたよ、という感じのお話でした。 これは、シリーズもので、まずは「ふたりはともだち」が最初のようです。 まだ息子に教えてないのですが、言ったら「読むっ!」と言うだろうな。もうちょっと今のを読みたおさせてから言おうと思ってます。 「ふたりはともだち」 がまくんかえるくんぬいぐるみ 2006年卓上カレンダー ★アーノルド・ローベルのその他の作品★ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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