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テーマ:小学生ママの日記(28703)
カテゴリ:小学生の読む本
先日、子ども文庫の本に予算が入り、新しい本購入の検討会をしました。
そして、本棚の限界もあるので、去る本も・・・。 今までは、本棚からはみ出した本は、保管していたのですが、一度整理してみようということになりました。 それでつくづく感じたのは、本にも寿命があるなあということ。 例えば、「●年●組」という名のシリーズがいっぱいあります。身の丈で読めて共感できる題材なので、時代ごとに出版されてきているんですね。 でも、昭和50年代の子どもと今の子どもでは、やっぱり時代の風景も遊びも学校の考え方も違います。そして、多くの作家さんが、今となってはあまり知る人もなくなっています。 中には名作があるのかもしれませんが、判別できないのですぱっと処分することになりました。本を処分するというのは、何か書いた人の思いを踏みにじるようなやましい感じのする作業です。 「自分の書いた物を捨てられるって、嫌やな」「まあ、昔の子どもたちが読んでくれて、それで元取った(?)いうことで」なんていう会話が言い訳っぽい。 本というのは、やっぱりただの紙じゃなくって魂が入っているんだ、と思ったのでした。 同じ学校シリーズでも、ロングセラーになっている本もあります。例えば「ずっこけ三人組」シリーズなどは、時代とともに進化し続けていますし。 また、名作なのに、一度忘れられて戻ってくる本もあります。 そして、自分が小さいころ読んだ本に自分の子どもが出会ったり。 そんな長く読み継がれるチャンスを得た本の後ろに、たくさんの失われた本もあるんですね。いつもは全然気がつかずにいるのですが、忘れられただれかの夢のかけらの一片を拾ってしまい、ちょっと物思っております。 あ、思い出した・・・! 夢のかけら、多分「はてしない物語」からの連想ですね、これは。 記憶をなくしたバスチアンが夢のかけらで自分を探すシーンがたしかありました。心の中で、物語って芋づる式につながってるものですねー。 今日は、字だけでなにもあいそがないなと思ったんですが、そんなわけで、これ↓出しときます。 ちなみに、古い本たちは、そのまま捨てられてしまうのはやはりかわいそうなので、一部学童に寄付、一部はオークションに出して、だれかなつかしいと思われるかたに拾っていただくことになりました。もし売れたら、新しい本を買えて一石二鳥・・・思い出も大切だけど現金もね、ということで。。。母たちは現実的です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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