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カテゴリ:絵本
「きりのなかのはりねずみ」ノルシュテインとコズロフ作ヤルブーソヴァ絵 頭が大きくて小さな手足。これってかわいいものといわれる条件かなと思います。 そこに、いっぱいトゲを出してふるえている頼りなげな小さい生き物。とくれば、ぐっときてしまいます。 前に日記に書いたんですが、うちには小さなハリネズミのぬいぐるみがいて、息子の大のお気に入りなんです。 わたしもハリネズミという生き物が好きなので、書店にいても、自然とハリネズミという言葉に反応してしまいます。 そんな中で、今特にいとしく思っているハリネズミくんが、この「きりのなかのはりねずみ」です。 【ストーリー】 薄暗くなって、おまけに霧が立ち込める森の中、ハリネズミは友だちのこぐまの家に、のいちごの蜂蜜煮を届けにいきます。暗くて前が見えない森の中、いろいろ怖そうな物音や気配がします。ハリネズミはせいいっぱい目を見開いて、前に進んで行きます。 霧の中には、おばけ以外はいないように思えますが、実は森の生き物がいっぱいいて、ふいに出会ったり、そっと見守っていたり、すてきな出会いもあるんです。 さて、ハリネズミはこぐまの家までたどり着けるでしょうか・・・。 もともとこのお話は、ロシアの短編アニメなのだそうです。まぼろしのアニメと呼ばれているらしいです。動いているとこ、見てみたいなー。 アマゾンでこのハリネズミのぬいぐるみを売ってました。私がケロロ軍曹を検索したせいかもしれませんが、二つのぬいぐるみ写真を並べて「合わせて買いたい:きりのなかのハリネズミ+ケロロ軍曹ぬいぐるみ どちらもおすすめ!」となっていました。ものすごくミスマッチでした。。。 ★夏休みの自由課題で、息子が長新太さんの「ブタヤマさんたらブタヤマさん」を素材に絵本を作成したということを書いたんですが、ちょっと私は似てるなーと思いました。 ブタヤマさんもハリネズミも、歩いているといろいろな生き物に出会うのですが、気がつかないんですね。それが順番に続いていくというパターンがあります。 でも、ブタヤマさんの場合は、まわりが見えない人(ブタ)というのが決定的な違いですけれど。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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