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テーマ:絵本・児童書・ファンタジー(4)
カテゴリ:絵本
『かしこいビル』作・絵:ウィリアム・ニコルソン、ペンギン社
かしこいビル おはなし メリーちゃんは、おばさんから「遊びにいらっしゃい」というお手紙をもらいます。 お泊まりになるから、トランクに持って行くものを詰めなくちゃ。メリーはお気に入りをトランクに詰め始めますが、なかなかうまく入らず、何度も詰め直します。お人形のスーザン、手袋、靴、近衛兵の人形のビル。。。みんな大事なものばかり。でもメリーは、何度も詰め直しているうちにビルを入れ忘れてしまったのです! さあどうする、ビル?! ビルはメリーちゃんに忘れられて、走って、走って、どんどん走っておいかけます。 最後はハッピーエンドで、「かしこいビル」と言われてめでたしめでたし。 人形なのでビルにはあまり表情がないのですが、置き去りにされて一つ一つのポーズがとても表情豊かで、必死なビルの気持ちが伝わってきます。「おお、ビル、がんばれ!」と応援したくなるけなげなビルなのです。 そして、とても大事なビルだけど、うっかり忘れられちゃうこともあるビル。このてきとーさ加減も共感できて、「おわりよければすべてよし」で幸せになれる大好きな1冊です。 絵をじっくり見ていくと、細かな装置づくりがしっかりされていて、メリーちゃんのトランクを一緒に詰めてる気持ちになってきます。近衛兵なのでビルがとても礼儀正しいこともわかったり。 語り口もとても軽快でノリがよく、子どもも大人も関西人も、つっこみどころの多い楽しい本です。 メリーちゃんじゃなくても、忘れ物が多い私には身につまされる話。 最近、自転車で息子と近所のコンビニに行って、帰りに息子と一緒に来たのを忘れて帰りかけた私。。。息子があわてて店を飛び出して、走ってくる姿を見て、「ああ、かしこいビルだ!」。息子は「走って 走って・・・って、僕はビルじゃね~!! わすれるなーーー」と正しいつっこみをしてくれました。 ところが私も先日忘れられてしまいました。 学校のPTAで美術館とおいしい食事の日帰りバス旅行に行ったときの話。美術館からレストランまで徒歩で移動だったのですが、トイレ待ちで集合時間に5分遅れた私。なんと、もうみんないなくなってるではありませんか! 息子と違い、重い私は走らずに携帯で役員に電話。そしたら「忘れたっ!!」と言って、走って迎えにきてくれました。かしこいPTA役員。。。 【水素を多く含む水が物忘れにいいらしいです】 天然活性水素水!送料・代引き手数料無料!日田天領水20リットル入りボックスタイプ(九州地区お届け:福岡・佐賀・長崎・大分・熊本・宮崎・鹿児島) ↑これって、うちでも使ってて、効果のほどは目に見えないのでわかりませんが、メダカからばあちゃんまで、確かに元気。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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