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カテゴリ:子どもとクッキング
前回の日記で「さむがりやのサンタ」の話を書いたんですが、プレゼントを配り終えたサンタさんが帰ってきて、クリスマスのディナーを食べるとき、食卓にクリスマス・プディングがあるんです。日本にはまだなじみのないお菓子ですよね。 クリスマス・プディングを知ったのは何かの物語の中なんですが、いちばん最初はなんだったろう・・・と、これが出てくる絵本や物語をいろいろ思い出してみました。そしたら、「クリスマス・キャロル」とか「クリスマス・プディングの冒険」、う~~ん、思い出せない。。。でも、イギリスの児童文学や絵本の中には多分たくさん出てきているはずなんです。だれか、ご存じの本があったら教えてください。 そのクリスマス・プディング。ヒイラギがテッペンに挿してあったりして、一見黒くて、何でできているのかわかりません。。。 材料は、粉とスパイスと大量の漬け込んだドライフルーツです。しっとり漬け込んだフルーツが黒く見えるんですね。あと、リンゴやパン粉、黒ビール少々などが入ったりします。これを専用のプディング型に入れてぐつぐつ5時間くらいゆでたら出来上がり。それをしばらく寝かせたものをクリスマスに出してきて、ブランデーをかけて燃やしてから食べます。 どんな味なのかとても気になって、以前、一度作ってみました。 家族の評判は、この労力にその評価は何???という感じだったので、一度きりで終わってしまいましたが、意外に偏食の息子が好きだったりするので、食べるときは買ってきます。 そんなわけでクリスマスプディングはわが家では定着しませんでしたが、中に入れるミンスミート(漬け込みフルーツ)はとても重宝なんで、ケーキなど作られるかた、手作りはおすすめですよ。 【ミンスミート ash-tree流】 ドライフルーツ: レーズン、ソルタナレーズン、カラント、マラスキーノチェリー(赤・緑)、レモンピール、オレンジピール、干しアンズ、クルミ その他、梅酒の梅があったら、きざんで入れても面白い味になります。 フレッシュフルーツ: リンゴ(みじん切り) ケンネ脂(すき焼きに使う白いやつ)のみじん切り・・・これも別になくてもいいと思います。 ザラメ糖: 全量の3分の1~半分 シナモン少々(その他、ナツメグなど入れてもいいし、何も入れなくても大丈夫) お酒:ラム酒かキルシュ (普通はブランデー、または白ワイン) ボールなどに材料を入れ、ひたひたになるまでお酒を注いだら、あとは広口ビンなどに入れて冷蔵庫で保存します。たまに逆さにして、酒とフルーツをなじませます。1週間くらいたてば、ぼちぼち使えます。 ★この2、3年作っていなくて、いちばん最近というか、最後に作ったミンスミートは、75度ぐらい(ほぼ火炎瓶て感じです)のラム酒を使って漬けてみました。ラムなのに意外にすっきりした味に仕上がって、上々でしたよ。その前はサクランボのお酒、キルシュでした。 そのラム漬けミンスミート、もしかしたらどこかにまだ残ってるかもしれません。長持ちさせるべく度数の高いお酒を使ったのですが、さすがに見つけても食べてみる勇気はありません。。。 ★わたしはいろいろな色が散りばめられたみたいなカラフルなフルーツケーキが好きなので、いろいろ入れますが、もっとシンプルでもいいと思います。 【ミンス・パイ】★★★ パイの中にミンスミートを入れて、焼きます。これが思った以上においしい! うちのミンスミートはミンスパイのためにあるといっても過言ではありません。 折りパイよりどっちかいうと練りパイ(層にしない簡単なやつ)のほうがおいしいかなとわたしは思います。ひとくちサイズのものをたくさん焼きます。 残ったミンスパイはパウンドケーキにたっぷり入れます。 ケーキに使うお砂糖は、三温糖を使うとやさしい味になりますよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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