ひがな一日＠上海から日本へ。

あの頃のtiantと今のtianって
　ほんっと別人みたいだよ！
　tianが2人いるみたいだっ！！


　今のほうが素直で、穏やかで、規則正しい生活もしているし
　見た目も健康的だし　　全然イイ！！！



　と
　今のカレはよく言います



　2006年の12月
　上海に出張に来たカレと初めて会いました




　当時のあたしはちょうど悪い遊びを覚え始めた頃で
　類は友を呼ぶってホンとだなって思うんだけど
　プライベートでつるむ仲間にはソンナカンジの人しか居なくて

　そんな調子だから
　仕事中はほとんど上の空で
　週末になったとたん水を得た魚ばりに活動的になっていました

　今思うとよくこんな生活やってのけたなー　と不思議に思います、、、


　当時のあたしを振り返りカレは言います



　本当に顔色は悪いし、人目はばからずタバコ吸うし
　なんかケバイし態度はでかいし妙な雰囲気出してるし・・・
　なんつー女と思ったよっ！！




　それでも一目ぼれに近い状態で
　1年間ずっと遠距離であたしに思いをよせてくれていたんだからスゴイ・・・
　

　

　覚えた悪い遊びの勢いは加速し続け
　自分がどんどんすさんでいくのに良心がうずいたのは最初のうちだけ
　
　RというDJの男と付き合い、住むようになってからは
　こんなセカイは当たり前のように感じるようになっていきました


　夜の世界に生きる彼からは
　イイこともワルイことも　色んなモノを見せてもらいました



　
　感覚の麻痺した特殊なセカイの中でどうにか溺れまいと
　必死にもがいていた当時のあたしと

　今のあたし
　帰国してからは早寝早起きを実行し
　タバコもやめ、勿論悪い遊びからもすっかり手をひいているし
　意識しながら健康的な生活を送ろうとしているあたしは




　本当に別人



　
　って言われるのは当然だと思います
　
　

　
　当時の事は
　出来れば全て忘れてしまいたいのに



　ふとした瞬間にその思い出は鮮やかによみがえり
　あたしを苦しめます



　あの頃の空気のニオイ
　あの頃の感情
　あの頃の部屋の明るさ


　その遊びの輪から抜け出したくても抜け出せずに
　何が正論か分からずにぼんやりしていた日々

　完璧に路頭に迷っていたあの頃・・・




　全てのシーンが　1コマ　1コマ　脳裏に浮かび
　心に重くのしかかってきます


　


　これがよく耳にするフラッシュバックかなぁ


　


　勿論彼の言う
　tianが2人存在するみたい！！




　の一言も記憶を呼び起こす十分な材料になります

　嫌でも当時の事が頭に浮かびます
　




　これからは



　いつか振り返った時に




　ああ、あの頃は
　こんな事があった
　あんな事があった




　恥じることなく笑顔で語れる日々を過してゆきたい




　もう
　幻のような日々を過すのは嫌です。