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『朱子学と陽明学』(岩波新書) 商品基本情報 発売日: 1998年02月 著者/編集: 島田虔次 レーベル: 岩波新書 出版社: 岩波書店 発行形態: 新書 ページ数: 204p ISBNコード: 9784004120285 仏教の汎神論的思想を容れて宋代に確立した朱子学,心即理・致良知・知行合一を説く明代に生まれた陽明学.両者とも近世中国を支配した儒教哲学であり,また唯心論的実践哲学である.日本人の倫理観にも大きく影響を与えたこれらの学説の成立過程と歴史的役割を明らかにし,中国思想史におけるその位置づけを試みる. 【目次 】 第一章 新しい哲学の出発 一 仏教・道教のいわゆる影響 001 二 台頭する士大夫階級と宋学の理想 014 三 宋学の形成 030 四 理の哲学と気の哲学 054 第二章 宋学の完成・朱子学 一 中国最大の思想家、朱子 077 二 朱子の論敵、陸象山 106 第三章 陽明学の成立・展開 一 王陽明の登場 119 二 陽明学の展開、とくに左派 146 三 儒教の叛逆者・李贄(李卓吾) 161 あとがき191 付 年表 朱子学と陽明学を語るには、まずはこの新書から。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年07月30日 17時15分23秒
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