母からの電話
こんばんは。今日は、少し切ない話をしてみようと思います。ここから先は、ハンカチのご用意を・・・・・・・・・・・・・・えぇ、まったくもって嘘です。一粒の涙もこぼれません。まぁとにかく話を進めましょう。今日の2年8組の時間割は、0から順に、英語・古典・現代文・英語・数学・家庭科・家庭科でした。家庭科の実習さえなければ1日中教室から出ないでもいい日です。えぇ。空気悪いですよ。一人でも伝染病にかかれば1日で学級閉鎖です。生ぬるい空気が漂い、ドアを開けた瞬間顔に何か当たります。恐ろしい教室です。まぁ今日はその恐ろしい教室での出来事ではないんだけどね。事が起きたのは家庭科の授業中でした。私たちは、裁縫の実習のために被服室へ移動していました。番号順に座ると私は真ん中の列の1番前のグループ。先生からよく見える位置です。授業が始まり、私たちは黙々と針を動かしていました。そして、ほとんどの人の作業が終わり室内が騒がしくなってくると5,6人の女子が先生の机の前に立ち、話しをし始めました。するとよく見えたはずの私たちのグループは先生から全く見えなくなったのです。私はそれをいいことに、テーブルの上に身を乗り出してチャル&チャキの双子と世間話を始めました。チャキが予備校のパンフレットが欲しいと言ったので、話は塾の方向へ流れていき、勉強の話しで盛り上がっていました。すると、そんな楽しい時間の止めるかのように私の携帯がなりました。ヴーヴーヴー (バイブですヴーヴーヴー (バイブですヴーヴーヴー (バイブです「授業中だぞー誰かぁ」とか思いながら携帯のサブ画面を見ました。着信画面の画像は、妹がスープを作っているのを隙あらばと狙っているカンナの写真です。そして名前は・・・・・母上!?ぇ母上!?しかも電話!?私「ど、どぅしよう;;」携帯のメモリにも母上と登録してあるのでもちろん母上と表示されます。それをみて「母上?!」と、少し驚きながらもチャル「とれば?大丈夫だよ」微笑んでくれました☆入試を県内1位の成績で通ったチャルが言うならとるしかないと思い、一応テーブルの横にしゃがみこんで通話ボタンを押します。私「もしもし」母上「もしもし?」私「何?」母上「は?あんた迎えにきてって電話したでしょ?」私「はぁ?てか今授業中なんだけど」母上「ぇ?おばぁちゃんが迎えにきてって電話があったって・・・」ババァ・・・・!私はすぐさま状況を理解しました。これはブッ飛ばしたくなるほどオッチョコチョイなオバァが弟の声を私と勘違いし、誤りの伝言を母上に伝えてしまったのだろうと。私は考えました。オバァが電話を取ったということは、もしかすると弟から電話があったのはもっと前の話で迎えに来て=歩いて帰れない=早く迎えにかなきゃつまりはやくこの事実を母上に伝えて中学校へ向かわせねばッ!!と、いうことで。私「早く中学校に行け!!」母上「は、何?いきなりそんな」私「いいから行けぇ!!」母上「迎えに行かなくてもいいの?」私「だからわんじゃねぇっつってんだろ! オバァがバッペーたぁるわけさぁ!」母上「は?」私「だから、電話したのはゐか(弟)って意味。」母上「じゃぁ、おばぁちゃんがゐかとアンタの声間違えたわけね?」私「そぅそぅそぅそぅ。だから早く中学校行って。」母上「あはぁ、わかったー。」ブチッツーツーツー一件落着。私はなぜか達成感を感じながら席へ戻りました。チャル&チャキ「なんだったの?」私「ん、間違い電話w」チャル&チャキ「そっかw」ぅんw弟曰く「名前いったんだけど」だそうです。楽しい一日でした。ぁそぅいえば、英検の問題用紙が返されたので答えあわせしようと試みたのですが、なぜか「7」とかいぅ答えが書かれていたり☆眠そうな字で「なま」と書かれていたり☆問題数より私の書きとめた答えの数が多かったり☆と、謎の現象が起きていたのでまともな答えあわせはできませんでした。絶対落ちたぁ・・・・