前回の日記でふれた映画は、久しぶりのフランス映画、
"La Doublure"でした。英語の題名は、"The Valet"でした。
けっこう前に単館系の映画館で予告を観たときに、
面白そうだと思ったので、借りてみました。
高級レストランに来るお客さんの高級車の駐車係の仕事している冴えないピニョン。
お金もないし、イケ面でもないし、女の子にももてないと思っている彼ですが、
スーパーモデル、エレナと彼女と浮気中である大手企業の社長、ピエールが
路上でプチ喧嘩をしているところをパパラッチに写真を取られた横を通りがかったため、
エレナの彼氏であると世に信じさせるため、エレナを居候させてくれと、
ピニョンの弁護士に頼まれます。夫のごまかしに気づいた、
ピエールの奥さん(イングリッシュ・ペイシェントのクリスティン・スコット・トーマス)も
ピエールを困惑させようと、あれよこれよといろいろな作戦に乗り出してしまいます。
そんなこともあって、ピニョンの生活は一転。
エレナとピニョンの間にも男女の関係ではないけれど、ちょっとした友情が芽生えてきます。
予告を見たときは面白そう!!と思ったのですが、
なんだかイマイチ盛り上がりに欠ける映画でした。
ハリウッド発の派手な映画を観すぎたのでしょうか。
でも、ところどころにプッって笑えるところがあったり、
ピニョンとエレナの人の良さが垣間見えたりして、普通に面白かったです。
脚本は悪くないなと思いました。
ハリウッドのリメイクを奨励したいわけではありませんが、
こういう作品ほど、豪華キャストで盛り上げると面白そうかも!!
imdbをちょっとのぞいてみたら、この作品と同じ名前(The Valet)の映画が
2008年にリリースされるようなので、もしかしてリメイクなのかな。
その際は、ピニョンの役はスティーブ・カレルあたりでどうかな~なんて。
ピニョンのルームメイトも同じように冴えない感じなのですが、
彼の役はウィル・ファレルがいいかな~。それより、もっと若い人がいいんだろうか。
日本公開は未定のようですが、見つけてみたら観賞してみてくださいませ。