国際旅客便の回復
本日、泉佐野市議会では関空りんくうまちづくり特別委員会が開催され、担当理事から「関西国際空港の現況について」を説明しました。今年4月末には「陰性証明」「ワクチン接種証明書」の提出が不要となり、また5月には新型コロナウイルス感染症が5類感染症に位置づけられました。このことで、関西国際空港の国際線旅客便は大幅に増回し、10月に週975便まで回復しています。コロナ禍前の2019年10月と比較しますと約76%です。また、国内線旅客便は、10月で472便となり、コロナ禍前の約113%となっています。一方、貨物便はコロナ禍で世界的に旅客便の大量欠航が発生したことにより、航空貨物の搭載スペースやキャパシティがひっ迫している状況で貨物専用機による臨時便に加え、旅客便に貨物のみを搭載して貨物専用機として活用し、輸送需要に対応していました。これにより、コロナ禍前の貨物便数を上回る時期がありました。2020年4月以降は、週平均で200便以上、多いときでは300便以上が運航されていましたが、現在は旅客便の回復とともに減少傾向で、この10月ではコロナ禍前の実績を上回っていますが、週184便と落ち着きを見せています。