|
カテゴリ:私は芸術家
日曜恒例ぶっ倒れの ぶっ倒れ度が 軽くなって来た気がする。 本当に体の自由が利かなかった 以前と比べると、 起きていられる時間が増た様な。 梅シロップと バッチフラワー 両方効き始めてるって感じ。 これで 完全週休2日制が導入されれば (昨日の日記参照) 土曜の午前中ぶっ倒れて 午後絵を描いた後 早目に寝れば、 日曜日は有効に使えそうな予感~。 今日は訳あって 自分の作品について 考えを巡らせた。 技術や知識の足りない部分は 学べるものだからよしとして、 一体自分は 何を表現したいのか? 10数年前に通った バルセローナの学校でも (当時はジュエリー・クラス) 先生に聞かれましたが 答えられませんでした。 コレは何なの? と聞かれても なんとなく 自然と出来上がったモノだったので 答えられませんでした。 私にとって創作とは なんとなく楽しく遊びながら 出来上がってくモノだったのです。 それで良いと思ってましたし。 人の作品について意見を求められても 「余り好きじゃない~」 とか 「なんかイイ感じ~」 程度にしか 答えられませんでした。 本能と感性だけで 創作し評価して来たのです。 理屈なんていらないと思ってました。 だから美術史にも興味無かったし 過去の偉大な芸術家の経歴や プライベートな感情を理解するなんて、 美容室でゴシップ記事を読む様な 野次馬悪趣味だと思ってました。 それに 解説者・評論家が何と解釈しようと、 本人の事なんか 本人にしか分かる訳ない と思ってましたから。 ↑嫌なガキ... なにより 歴史嫌いでしたから。 暗記モノは面倒で嫌い 過ぎた終わった事よりも 来るべく未来に興味がありました。 未来は過去から現在を経過して 構成されるとかって 考えていませんでした。 よーするに 創作は好きでも 勉強は嫌いなんですよ 練習とか大嫌いだったんです。 スポーツでも モロその傾向アリです。 学校でも美術の授業では 「千代丸には教える事が無いなぁ~」 なんて 平気で先生方に言われてましたから 好き勝手やってました。 ただ、 高校で私の担任だった先生は 私の勉強嫌いを 非常に残念に思ってました。 彼は 日本なんちゃらかんちゃら協会? (↑知識皆無丸出し) ってぇ、 芸術家の協会に 異例の若さで会員公認されたという 素晴らしい絵描きだったのです。 が、 当時はバンドに夢中で ミュージシャンになるつもりだった私 そんな肩書きは 新聞の折り込み広告と同じ価値でした。 一応その先生の 絵画クラブに入ったんですが (必修クラブ活動) サボりまくりで バラの花1本描いた記憶しかない。 良い先生でしたので 欠席しても出席扱いして 留年を防いでくれていました。 で、 その先生が言ったんです。 お前はな こんな高校に入らないで 受験進学校に入って 美大芸大を目指すべきだった と。 才能があっても それだけじゃ駄目なんだ と それは残念そうに。 実際私が絵に取り組み始めたのは 10年前。 物心ついてから ず~っと描いてましたけど 単なる楽しい趣味道楽の1つで それが進む道とは思ってもいなかった。 今 それに結構本気で取り組みながら 師匠から沢山の事を吸収しながら 壁を越えるつもりでいたんですが 新たな壁出現! 私は何を表現したいのか? 分からない。 どーしてみんな 分かるんだろう? こー言う事がしたいとか こんな物を作りたいとか ・・・ 私はただ、 自分のやってる事が 何か違うと感じ始めた。 コレは単なる練習だ と。 早く師匠の技術を吸収して 自分の絵を描かねば、 と。 でも お気軽楽しく好き勝手 ではなくなった私の絵は どの方向に向かうのか 見当が付かない。 まずは 自分の感情を 理解しよう。 作曲家が音楽で物語を作る様に 私は絵筆で自分を物語ろう。 オーケストラが 色んな楽器で 1つの物語を奏でる様に 私は いろんな色形で 自分の物語を描く。 指揮者が 各楽器の強弱流れを 全体の為に誘導調整する様に 私は各色をコントロールせねば。 でも どの様に? 分からない。 バルセローナ時代 1つだけ 意図のあるモノを作った。 色んな種類の 切った金属板の細い残りとか 金属糸の残りとかを くちゃくちゃに丸めた中に 赤く着色したハート型の 小さな金属片を ちょろっと見え隠れする様に入れて ブローチにした。 題名は 丸子君の苦悩 丸子が物凄く悩んでる時期で 奴は今 こんな状態なんだろうな と 作ってみた。 廃物利用のお遊びだったのに 物凄く好評で 初めて先生に褒められた。 やっぱ 作品の意味・無意味、 分かる人には 分かるんだ と 震えた。 それから今日、 突然思い立った。 色んな所で展示会をして 自分の作品を売るのもいいが もしかしたら 遠い将来 私は子供達に 絵を教えたいのかもしれない と。 子供嫌いなのに 子供の絵に興味がある その理由がここにありそうな... そして その場所は 日本なのではなかろうか? と。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[私は芸術家] カテゴリの最新記事
|
|