今日二つ目の日記どす。
サンドラ&シモーネ
恋する2人の
肖像画を注文されたものの
美少女サンドラには
大口開けて笑うと
歯茎がむき出る
という欠点があり
美少年シモーネは
カメラを向けると
子供の様に嬉しそう~に
ヘラヘラ笑ってしまう
という欠点があり
なかなか
描きたい写真が手に入らず
結局アタイがカメラを取り
撮影会開催。
50枚近く撮ったのに
シモーネが
ちゃんと目を開けて
軽く微笑んでるのは
たったの1枚だけ!
なので
そいつを描く事にした。
今後は
毎週
月・水・金・土の午後
師匠んちに通って
絵画に専念します。
で
この土曜日早速
師匠んち行った訳ですが
突然
チャリティーに
参加しろ
と。
乳癌で奥様を亡くした師匠は
毎年
癌患者援助組合の
チャリティー・オークションに
自分の作品を寄付してるんですね。
それに
私も寄付しろ...と。
偶然
2年前にシリーズで描いた
睡蓮の連画で
↓
最後に終わらせられず
展示会に出品出来ぬまま
忘れ去られていた1枚が
↓
師匠んちから発掘されたので
未完成のまま
ニス塗ってサインして
額に入れて
贈呈。
いいのか
それで?
師匠いわく
まぁ、
時間も無いし
君は無名だし
ボランティアだし
コレ位の手抜きは
許されるさ。
ってさぁ、
私は
これ位手抜きな絵を描く
無名画家です
...
って事じゃん。
まぁ
そーなんですが
...。
で
ついでに
これまたボランティアで
何故か私が
参加作品&作者名の
カタログを作る事になり
妙に気忙しい日々を
送っておるのです。
オークションは
今度の土曜日。
絵画コレクター達が
オークション・ディナー券を買って
落札に来る
そのディナー
さすがに出展作家は
無料招待されてます。
自分の作品が
幾らで落札されるか
ライヴで見れるなんて
わくわくしますな。
ちなみに
去年のオークションでは
普段
900ユーロ(約14万円)で売ってる
師匠の作品、
600ユーロ(約9万4千円)で
落札されました。
始まりの値段が400ユーロ
(約6万2千円)と
一番高かったのも
師匠の作品のみでした。
私の様な無名作家の場合
額縁代だけは取り返そうね
...って金額から
競りにかけられますから
100ユーロから始まるでしょう。
更に
200ユーロ迄行けば
私は
満足でごわす。
未完成だし
...