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カテゴリ:地図作成
「PlugX」に関する報道について(株式会社地理情報開発)
本日、一部報道において、パソコン遠隔操作ウイルスの名称として「PlugX」が使用されましたが、「PlugX」は当社が2003年に登録した商標で、Adobe Illustratorプラグインのシリーズ名として永く使用しているもので、大変困惑しております。 報道されているウイルス(マルウェア)と弊社製品は、もちろん全く無関係です。 弊社PlugXシリーズをご利用のお客様におかれましては、ご安心のうえ、今後ともご愛用賜りますよう、お願い申し上げます。 (原文まま) ------------------------------ JTBのオンラインサービスから個人情報が流出した事件で、攻撃に利用されたマルウエアが「PlugX」であることが報道された。 マルウエアとしては以前から存在しており、ウイルスセキュリティの世界では注意喚起がされていたが、今回の事件の規模や影響が大きいことから大きく報道される形となった。 一方、株式会社地理情報開発が地図製作の定番ツールとして開発・販売しているAdobe Illustratorプラグインの名称も「PlugX」シリーズであり、2003年に商標として登録されているにも関わらず、今回の報道でとんだとばっちりを受けている。 地図関係者においては十分に理解されていると信じているが、報道されているマルウエアと、同社の主力商品である「PlugX」はまったく無関係であり、まったく問題なく利用できることを強調しておきたい。 万が一今回の報道で誤解されることで販売に支障が出ることになれば、それは完全な風評被害だ。 記事を読まれた方、特に地図関係の皆さまにおいてはできる限り事実の周知・拡散を是非お願いしたい。 ちなみに同社の「PlugX」シリーズはGISとグラフィックデザインやDTPを橋渡しするプラグインで、Illustratorにおいてシェープファイルからへの読み込みや書き出し、KMLの読み込み、UTM座標値からの変換、座標値付きテキストファイルの読み込み・書き出し、国土地理院が公開しているデータの変換など、地図づくりに欠かせない機能を持ち、手頃な価格で販売されていることから多くのユーザーを獲得している。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.06.16 02:04:45
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