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カテゴリ:地図作成
位置クラウドのデータ形式標準化、独ダイムラーなど11社合意(日本経済新聞)
デジタル地図情報サービス大手の独HEREは、独ダイムラーや自動車部品世界大手の独ボッシュ、独コンチネンタルなど欧米日韓の11社が、自動運転車に不可欠な地図・位置情報をクラウドで管理するデータ形式の標準化の推進で合意したと発表した。 車載センサーによ収集したデータの仕様の違い解消し、共通の基盤とする方向。 前述の独企業に加えてHEREと同じく地図ベンダーの蘭トムトムや、米音響機器大手のハーマンインターナショナル、日本からアイシン・エィ・ダブリュとパイオニア、韓国からLG電子も加わっており、参加企業はさらに増える見通しだという。 エリティコ(欧州におけるITS推進団体)の連携の枠組みで、「センソリス(SENSORIS)」と呼ぶデータ形式を標準仕様として推進、車載センサーが収集した路上障害物や渋滞の情報を専用クラウドとの間でする際の交換インターフェースを共通化して、メーカーの壁を超えて互換性を持たせる。 自動運転用地図に関しては、地図データベースの整備や維持・更新のコスト削減等を念頭に置いた日本発の国際規格が制定されており、国内では三菱電機、ゼンリン、パスコ、アイサンテクノロジー、インクリメントP、トヨタマップマスターの6社が国内自動車メーカー9社とともに「ダイナミックマップ基盤企画株式会社」を設立して、高精度3次元地図等(ダイナミックマップ協調領域)の整備や実証、運用に向けた検討を進めている。 今後この分野では欧州と日本、米国(Google等)でさまざまな綱引きが予想されるだけに今回の動きは気になるところ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.07.01 02:33:32
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