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2016.10.07
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カテゴリ:災害・防災
<震災被災地のいま>募る望郷、薄れる地縁(河北新報)

2011年の東日本大震災の発生から5年半が過ぎて、これまで見えにくかったさまざまな課題が表面化する時期に差し掛かっている。
被災の未体験ゾーンともいえる部分なのかもしれない。

津波で壊滅的な被害を受けた地域では、コミュニティの崩壊という問題がずっと指摘されてきた。
最初の段階で避難所、次いで仮設住宅への入居、そして集団移転や嵩上げによる街の再生なども含め、それまで生活の基盤となっていたコミュニティが維持できず、被災者(とりわけ高齢の被災者)は常に新たな局面の慣れない環境に悩まされ続けてきた。

嵩上げが完了した地域では、その土台の上にかつての街の再生をもくろむが、人々の反応はまちまちだ。
昔に戻りたいと思っている人は多いが、昔のとおりには戻れない。
同じ場所に住むのが怖いという人もいるし、これを機に新たな生活を始めるという人もいる。
商売をやっている人も、再生した街に昔のような賑わいが戻るのかを不安視する人も多い。
さまざまな葛藤の中で、街の再興は進まない。
コミュニティの再生もかなわない。

女川のように、復興を期に新たな街のあり方を模索しながら、新しい賑わいを創出する例もある。
一方でこの河北新報の記事にあるように、集団移転により津波の怖さから離れた安心感のある暮らしと、薄れる地縁の中での望郷の念との間で揺れる複雑なケースも少なくない。

集団移転ならコミュニティの崩壊は防げるという面もあるが、そもそもそのコミュニティは地縁に根差したものであり、その土地がなくなった以上は以前のようにはいかないという難しさもはらむ。
そんな中で記事中にある、地縁やコミュニティの礎的な存在としての神社の再興というアプローチが出てくる。

コミュニティの再生と災害の記憶の継承。
神社(神社や寺に限らず象徴的な何か)を再興することは復興の一つの力になるのかもしれない。






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Last updated  2016.10.07 01:47:29
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