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カテゴリ:災害・防災
阿蘇爆発的噴火 大量のガス威力増幅? 火口直下マグマ膨張(西日本新聞)
8日の未明に阿蘇山の中岳第1火口で発生した噴火は1980年以来36年ぶりとなる爆発的噴火とされ、噴煙が約1万1千メートル上空まで達し、300km離れた四国でも降灰が観測された。 気象庁では噴火警戒レベルを3に引き上げている。 また、気象庁ではこの噴火を火口下の浅い部分でマグマが膨張して噴火につながったものと見ており、マグマの熱で地下水が沸騰して爆発する「水蒸気噴火」、もしくはマグマが地下水に接触し沸騰、新鮮なマグマの成分が噴出する「マグマ水蒸気噴火」の可能性があるとしている。 阿蘇山は昨年の9月にも火砕流を伴う噴火が発生しているが、その後鎮静化したことで11月には噴火警戒レベルは引き下げられていた。 熊本地震と今回の噴火について関係が取りざたされているが、多くの専門家は関係を科学的に特定するのは難しいとしている。 アジア航測が斜め写真を撮影して公開している。 同社は「今回噴火した中岳第一火口は中岳火口の一番北側に位置し、湯だまりがあります。中岳第一火口の外側斜面に噴気のようなものが見られます。これは平成27年9月噴火の写真では確認できませんでした」としており、火口外側の噴気に注目している。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.10.09 03:22:48
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