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カテゴリ:災害・防災
地震想定し外国人旅行者の避難誘導訓練 東京・新宿(NHK)
東京・新宿区で、地震で避難できずに困っている外国人旅行者を避難誘導する訓練が行われたというニュース。 警視庁の四谷警察署と外国語通訳のボランティア提携をしている区内の日本語学校が合同で行ったもので、ベトナムや中国の留学生などおよそ130人が参加した。 訓練は東京湾北部を震源とする震度7の地震が起きたという想定の元で行われ、警察官と日本語学校の講師が、日本語が分からない外国人旅行者役の留学生に対して英語や中国語などで呼びかけや避難誘導を行った。 今年日本を訪れた外国人旅行者は初めて2000万人を突破し、警視庁は地震の際に外国人旅行者に正確な情報を伝え避難誘導を進めることができるかが課題だとしており、日本語学校とのボランティアの連携を広げようというもの。 また、渋谷区では外国人が安全に避難所までたどり着けるよう、避難情報の提供方法に工夫を凝らす。 駅前のスクランブル交差点に面する5つの大型画面では、災害時には避難情報などを優先して流してもらえるように民間企業と協定を結んでいる。 昨年3月の防災訓練では、英語や中国語、韓国語で避難情報などを確認できる渋谷区のWebサイトの検索のしかたなどを大型画面に映し出した。 災害時に外国人向けにどのような情報を大型画面に表示していくのか今後精査していく。 日本のような国では防災でもインバウンド対応が不可欠ということ。 通訳ボランティアの数は限りがあるわけで、一般市民が積極的に関与することも必要。 地震そのものに慣れていない外国人も多いことから、パニックを起こさずに冷静な避難ができるかどうかも重要になりそう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.11.05 01:43:04
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