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カテゴリ:地図作成
KDDI・プロドローン・ゼンリン、モバイル通信ネットワークを活用したドローン事業で業務提携(KDDI)
KDDI、プロドローン、ゼンリンの3社が、モバイル通信ネットワークを活用した安心安全なドローン用基盤「スマートドローンプラットフォーム」の商用化に向けての業務提携に合意した。 KDDI ではIoT時代においては、ドローンはモバイル通信ネットワークにつながり、3次元の空間情報を基に自律飛行することを想定している。 同社は空の3次元地図の研究開発を推進するゼンリン、高性能な機体を艇庫湯するプロドローンとともに、クラウド上の3次元地図や運航管理情報との連携により自律飛行を実現する「スマートドローンプラットフォーム」の開発を行っていくとしている。 機体・地図・通信の融合による「スマートドローン構想」。 当面の利用は測量や農業、災害対応や設備点検などが主になるが、配送サービスにおいても重要な役割を果たすだろう。 地図の部分を担うゼンリンは、自社で保有している地形・建物情報をベースに空域情報を3次元化した「空の3次元地図」の整備を目指す。 ドローンの自律飛行における、安全誘導の基盤となるこの地図は、車の自動運転における高精度地図の役割と重なる。 3次元化において、地形や建物については比較的(現在の地図の延長線上で)整備しやすいと思うが、例えば電線のような、現在の地図に表現されていないような障害物についてどのように整備するのかは興味深いところ。 また、鳥やドローン同士の衝突をどうやって回避するのか(センサーに頼るしかないのか)という点も気になる。 それこそ、車の自動運転におけるダイナミックマップのように、動的な情報をレイヤとして重ねるような方向性もあるのかも知れない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.12.20 20:44:11
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