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2017.03.11
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カテゴリ:災害・防災
今年も3月11日がやってきた。

2011年のその日の午前中、税務署を訪れ確定申告を済ませてひとつ肩の荷を下ろしたところで、仕事先へ向かった(当時クライアントの社内で作業をさせていただいていた)。
多くの人がそうであったように、数時間後に大変な出来事が起きるなどとは思っていなかった。

あの3月11日の14時46分まで、みんなが普通に暮らしていたことはもはや遠い夢のよう。
3月10日の晩にはきっとたくさんの「最後の団らん」があったはずであることを思うと、今でもこみ上げるものがある。

仏教では6年は亡くなった方々にとっては七回忌の年忌法要にあたる。
6年経てば人々の環境も変わる。
小学校に入学した子どもは卒業を迎える。
いつの間にかそれだけの時が流れている。

しかし現実はどうだろう。
現地では災害公営住宅が少しずつ建ちはじめ、仮設商店街が新しい商店街へと生まれ変わるなど、力強い前進が見える一方で、嵩上げが終わったばかりの更地の土地が目立つこともまた事実だ。

復興は長い道のりであり、今はまだ道の途中。
少しずつであっても、復興が可視化されるのはいいことだ。
ただ、被災した人々の心の中の復興はなかなか目に見えてこない。

6年の間に色々な言葉が生まれ、消費された。
よく使われた「絆」はいい言葉だが、それゆえに安易に使われるようになってしまい、軽さや違和感を覚えるようになった。
最近は「寄りそう」という言葉に同じような脆さを感じる。
それは決して言葉が悪いのではないし、それを使う人々が悪いのでもない。
ただ、そうなってしまうのだ。
きっと心理的なものなのだろう。

さすがに今日は一日、テレビも震災関連番組が多かった。
6年が経った3月11日は特別な記念日であると同時に1/365の日常でもある。
復興は記念日だけで進んでいるわけではない。
毎日少しずつ何かが変わっていっている。
この道が幸せな未来に向かっていることを祈りたい。





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Last updated  2017.03.12 00:57:12
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