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カテゴリ:地図作成
自動運転用地図の更新に道路の維持管理用データを活用(日経テクノロジー)
ダイナミックマップ基盤企画株式会社(DMP)と首都高速道路株式会社は、DMPが整備する自動運転支援システム用高精度3次元地図基盤データと、首都高速道路の維持管理用高精度3次元点群データの相互利用と活用・応用範囲の拡大に向け連携し、検討を進めることで合意した。 これにより首都高速道路の新設・更新情報等を正確かつ迅速にDMPの高精度3次元地図基盤データに反映することが可能になり、自動運転支援システムの更新が担保でき、かつ信頼性の向上が期待できる。 さらに、GNSSを活用したMMS(Mobile Mapping System)では、高速道路下の一般道のデータ取得が困難だったが、首都高速道路株式会社が保有する橋脚などの維持管理データを活用することで高精度なデータ整備に役立てるなど、更に連携範囲を広げていく。 データ整備を急ぐDMPとインフラの老朽化に対応するため、MMSによる3次元点群データを活用したシステムの運用を進める首都高速が相乗りする形の事業。 長い目で見てもデータが高精度であればあるほど、維持管理のコストや労力は大きくなることを考えれば、こうした協力関係が結ばれるのは自然なこと。 首都高速に限らず、道路管理者とDMPが良好な関係をつくっていくことは、同社のミッションを考えれば急務といえる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.03.15 02:30:19
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