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2017.03.16
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カテゴリ:地図
地形が立体的に見える「アナグリフ」他を地理院地図で公開(国土地理院)

地理院地図で新たに「アナグリフ(カラー)」「アナグリフ(グレー)」「陰影起伏図」「傾斜量図」が公開された。
アナグリフは赤青メガネを使うことで地形が立体的に見えるように加工された図で、左目で青色、右目で図のみが見えるため、実体視と同じ原理で立体的に見える、いわゆる「飛び出す地図」。
従来の陰影図がより立体的に見えるため、直感的に地形の凹凸を理解しやすく、地理教育の分野での応用が期待できる。
微地形もかなりいい感じで再現される。

アナグリフ用の赤青メガネは最近は通販でも買えるようになっているが、100円均一で厚紙とセロハンを買ってきて自作することも可能。
サービス精神旺盛な(?)国土地理院でも作り方と型紙を公開している

陰影起伏図は北西方向から地表面に向かって光を当てる形で、地形面の北西側が白く、南東側が黒くなるよう作成された図。
また、傾斜量図は地表面の傾きの大きさを白黒の濃淡で表現した図(白いほど傾斜が緩やかで黒いほど急峻)。
地理院地図では透過率の調整が可能なので組みあわせて好みの表現もできる。





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Last updated  2017.03.17 00:12:58
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