5161113 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

ちずらぼのちずらぶ

ちずらぼのちずらぶ

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Profile

ちずらぼ

ちずらぼ

Calendar

Category

Archives

2024.11
2024.10
2024.09
2024.08
2024.07

Comments

ガーゴイル@ どこのドイツ 大森駅と東急線の蒲田駅の間の桜プロムナ…
人間辛抱@ Re:広島呉道路無料化の明暗(02/14) テーマから外れてしまいますが、 初めまし…
ガーゴイル@ どこのドイツ 三好寿の調査した比較すると低い方が春帆…
Jeraldanact@ Проститутки метро Звёздная Брат замминистра инфраструктуры Украины…
NBBrett@ От этого источника вы будете в восторге интернет сайт под ключ - https://web-th…

Freepage List

2017.03.25
XML
カテゴリ:地図
世界が変わった!米国ボストンの公立校が、教室の世界地図をいっせいに変更(イロリオ)

アメリカのボストン市の公立校約600校が、授業で使用する世界地図をそれまでのメルカトル図法からガル・ピーターズ図法のものに切り替えたという興味深い記事。

使用する世界地図がメルカトル図法だったというのは日本と同じ。
高緯度になるほど大きくなるという面積の不正確さがやり玉にあがるのももちろん一緒だ。

ガル・ピーターズ図法はいわゆる正積円筒図法のひとつだが、ランベルト正積円筒図法が投影面が地表と接する接円筒図法であるのに対して、ガル・ピーターズ図法は投影面が地表と交わる割円筒図法。
形が歪むという欠点はあるが、面積に主眼を置くならばメルカトル図法の欠点を補っているといえる。

ボストン市が導入した背景には、地図を変えることで世界観を変えるという目的もある。
つまり、従来のメルカトル図法による政界地図はヨーロッパが大きく描かれることで、西欧中心主義に陥りやすいというのだ。
「国の大きさが不正確な地図を学校で毎日見ていれば、生徒が持つ国のイメージもそれに影響されるはず」という観点から、地図を変えることがパラダイムシフトになるという期待が込められている。

導入コンセプトという意味では、昨年グッドデザイン大賞を受賞したオーサグラフ世界地図の思想と近いものがある。

多くの人々がメルカトル図法を見慣れていることは事実。
たかが地図、されど地図で、世界地図を変えることで世界の見え方が変わるというのは興味深くもある。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2017.03.25 22:50:22
コメント(0) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.
X