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2017.04.04
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カテゴリ:地図
日本橋の桜描いた錦絵と今の風景を見比べる企画展(NHK)

東京都中央区の日本銀行貨幣博物館で日本橋の桜描いた錦絵と今の風景を見比べる企画展が開催されている。

開催されているのは「春爛漫!桜咲く錦絵 ―日本橋・江戸桜通りへようこそー」と名づけられたテーマ展。
幕末から明治にかけての、日本橋周辺の桜の風景を描いた色鮮やかな錦絵が9点展示されている。
また、会場には錦絵が描かれた場所を訪れることができるよう、日本橋周辺の古地図が用意されており、地図を手に今と昔の桜の風景を見比べて楽しんでもらおうという趣旨。

昨日も浮世絵が描かれた場所を地図にプロットしたアプリを取り上げたが、絵として残された景観と現在の風景を比較するのは、その「場所」が時代を越えて存在し続けているという事実を実感することでもある。
もう少し時代が後になると、今度は写真で同じような楽しみ方ができる。
特に戦後、高度成長期に各地の景観は大きく変化しているので、それ以前と現在を同じ場所で比較するのはなかなか楽しい。

絵画にせよ、写真にせよ、そこに描かれた、あるいは写り込んだ場所のその瞬間が記録されている。もちろん地図も同様だ。
これらは時間を経て、後世の人にその場所の情報を伝える貴重な資料となるのだ。
そういう意味でも、個人単位であれ、きちんとしたアーカイブをしていくことは大事なことかもしれない。

地図などでも、かつての古い地図をデータ化してアーカイブしていこうという動きは盛んに見られる。
いずれも貴重な資料として、郷土研究や防災などにも利用されている。

現在では紙媒体の地図よりも電子地図、とりわけWeb地図が主流だ。
日々の地形や地物の変化が随時更新される仕組みは、地図として理想の形といえる。
その一方で、地図がその場所の「時点を切り取ったもの」という感覚はむしろ薄くなりつつある。
最初から電子データである以上アーカイブもしやすいはずだが、逆にアーカイブの重要性が薄れつつあるように感じてしまうのだ。

写真や映像も同じかも知れない。
デジタルで気軽に撮れれば撮れるほどに、残すということに無頓着になりがちなのではないか。
そんなことを思わなくもない。





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Last updated  2017.04.05 00:22:20
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