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カテゴリ:地図
大正~昭和期の「地図」自由に使って…兵庫・尼崎市がデータ公開(産経ニュース)
尼崎市は尼崎市オープンデータカタログサイトで、大正7年から昭和41年までに発行された兵庫県尼崎市内の地図27点を公開している。 公開は画像データながら高精細で、出典明記で営利目的を含めて自由にデータを改変、複製することができる。 尼崎市街全圖(1918年)を見ると、縮尺1万分の1のいわゆる都市地図で、尼崎城址の濠が残っている他、街中の複雑な路地の様子を垣間見ることができる。 また、尼崎市内地図(市制50周年記念)(1966年)は縮尺1万5千分の1の市内全図で、臨海部を中心に多くの工場が立地しており、発展しつつある町の姿を捉えている。 1938年に開通した名神高速も描かれているが、現在の地図のように詳細には描かれていないため、注記がなければ高速道路であることに気づかない。 ところどころ全所有者が印をつけた跡が残っているのも生々しくていい。 個人的には裏面に当時のバス路線図が入っているのが気に入った。 自治体のオープンデータサイトでこうした古い地図が公開されるのはなかなか面白い。 いわゆる旧版地形図とはまた異なる趣があって、注記の置き方や整飾のあり方など色々と興味をそそられる部分が多い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.05.02 01:43:53
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