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2017.06.23
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カテゴリ:地図作成
ボッシュ、レーダー情報を活用した自動運転用マップを世界初開発(MOTOR CARS)

独・ボッシュと、オランダのマップ・交通情報プロバイダーのTomTom社は、世界に先駆けレーダー情報を使用した、自動運転用マップのローカリゼーションレイヤー(複数のレイヤーで構成された、高度な自動運転のためのマップ素材)の開発に成功した。


ちょっとわかりにくい記事という印象。
これは記事を書いた人があまりわかっていないのかもしれない。

自動運転支援の地図ということでは、日本ではダイナミックマップの整備がスタートしているが、記事を読む限りではボッシュとトムトムのRadar Road Signatureもそれと同様のものだろう。

記事では一般の自車位置推定について「信号機などが遮られて認識できなかった場合、見落とす可能性がある」としているが、そもそもそれを防ぐための先読み用にダイナミックマップが使われるわけで、数cm単位の精度で把握できるというのもダイナミックマップと変わらない。

「ローカリゼーションレイヤー」や「ダイナミックレイヤー」といった静的情報と動的情報のレイヤがあるのもダイナミックマップと同様。
むしろRadar Road Signatureの特長は「プランニングレイヤー」の存在で、つまりは地図と車載センサが一元化したシステムという点にあるのではないか。
この部分こそボッシュとトムトムが共同開発したことの大きな成果であるように思う。

マップをリアルタイム生成をするというのも三菱電機が手がけている技術と同様で、やはり地図をいかに更新していくのかという課題は自動運転に大きく関わる肝の部分ということになる。





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Last updated  2017.06.23 23:41:55
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