|
カテゴリ:災害・防災
福井地震きょう69年 資料デジタル化、後世に 福井高専教授ら「防災意識高めて」(毎日新聞)
福井地震は28日で発生から69年を迎える。福井工業高等専門学校の吉田雅穂教授(地震防災工学)らのグループはホームページ「福井震災を知る」を作り、火災や液状化が起きた場所を示した地図や集めた写真などのデータを今年4月、公開した。来年の発生70年に向けて内容の充実を目指す吉田教授は「地震を身近に感じ、市民の防災意識が高まるきっかけになればうれしい」と話している。 福井地震は1948年6月28日16時13分に発生、戦後まもない福井を襲った地震(M7.1)。 福井市では当時の震度階級で震度6を記録しているが、気象庁が震度階級に新たに「震度7」が設定される契機となったことでも知られる。 記事で紹介されているウェブサイト「福井震災を知る」では、福井地震に関する写真や地図などさまざまな資料がアーカイブ化されており、当時の様子や現在との比較を通じて学ぶことができる。 「空からみた福井地震」では、当時GHQが撮影した航空写真と、UAVで撮影された現在の姿を対比して掲載している。 また、震度分布予測や国の調査結果を基に学生が作成した「福井地震災害マップ」やなども公開されており、防災学習ツールとしても汎用性が高い。 地元の高等専門学校がこうした資料を一元化したサイトを立ち上げたことで地域の中で福井地震の教訓を共有し、地域の特性や起こり得る被害を知り、地域防災への関心が高まるきっかけにできればというところ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.06.29 01:19:07
コメント(0) | コメントを書く
[災害・防災] カテゴリの最新記事
|